記事 from 9月, 2011
バングラデシュ:イードを祝いに、故郷へ
イスラム教徒が大半を占めるバングラデシュでは、イード(訳注:ラマダン明けの祭)は最大の宗教行事だ。そして、故郷に帰って家族でイードを祝うこと、これがこの祭の最大のポイントである。イードを祝うために故郷へと帰る人々の悲喜交々をバングラデシュのブログから紹介。
ツイッターのハッシュタグ#BlameTheMuslims(ムスリムのせいだ)が文脈から逸脱
サーナム・ガーフールは、イギリスに住む19歳のムスリム学生である。彼女は、いかなる暴力事件があっても、すぐにムスリムが糾弾されるということに対し、憤りを隠せなかった。先週起こったオスロ連続テロ事件をきっかけに、サーナムはツイッター上でハッシュタグ#blamethemuslims(ムスリムのせいだ)を使って怒りをあらわにした。#blamethemuslims は完全に文脈からずれ、苛立った多くのユーザーの元へと向かった。
中国:あなたの本を農村へ届けよう
著名な中国人学者がネチズンに「あなたの本を農村に届けよう」と呼びかけている。連絡窓口が国中にいくつも開設され、本を集めて農村へ届けたり、図書館を建設するための寄付を集めたりする活動が行われている。
ポーランド:その読書事情
数週間前、ポーランド最大の日刊紙、Gazeta Wyporczaが、ポーランドの読書人口の割合が非常に低いことを受けて、新しいキャンペーン「Reading in Poland – ポーランド読書週間」を始めた。ポーランド国立図書館が発行したレポートによれば、ポーランド人の56%が本を全く読まず、3ページ以上長い文章を読むこともできないという。これにより、ポーランドにおける読書文化とその危機に直面する理由について激しい議論が巻き起こった。
リビア:トリポリの解放
2011年8月20日、街中に何百と散在するモスクから、トリポリ解放への「人魚作戦」がAllahu Akbar (アッラーは偉大なり!)という呼び声で始まった。これが、トリポリ住民も悪に立ち向かう一人の市民として蜂起することを望んでいたのだと示す同意の合言葉だった。この計画後、トリポリの解放は息をのむような速さで展開した。
ロシア:若い女性向けのブランド化されるタバコに関する激しい議論

ロシアの最も大きなタバコ製造業者による最近の広告キャンペーンとカートンのリニューアル化はロシアのブロガー達をイライラさせており、責任あるマーケティングと広告の議論で火花を散らしている。Ashley Cleek がその問題を詳しく調べ述べる。
中国: 三公経費と国家機密
中国には3つの公費を意味する「三公経費」という言葉がある。海外出張費、接待費、そして公用車費用のことで、これらは官僚汚職を生み出す一端を担っていると広く考えられている。
キューバ:国連人権委員会のLGBTに関する決議案でのキューバの票
「性的指向を理由としての暴力や差別に対する強い懸念」を表明した決議案を可決した。キューバはこの決議案を支持した国のひとつである。キューバのブロガーやツイッターのユーザーは島のLGBTコミュニティにとって記念すべき勝利を祝福した。
中国:2都市での中国モデル
ここ数年間、「中国モデル」という言葉が中国の知識人の間で広く議論されている。また、中国モデルは現在ゆっくりとアジアやラテンアメリカそしてアフリカの開発途上国で広がっている。いわゆる中国モデルとは経済の自由と政治的な抑圧を基にした政治体制のことである。