現地時間1月12日16時53分に、カリブの国家ハイチはマグニチュード7.0の地震に襲われた。西半球でもっとも貧困な国であるハイチは、劇的かつ広範囲に破壊された。犠牲者の増加、生と富の喪失に加え、ハイチのもともと脆弱であったインフラは深刻な打撃を受けた。地震の震源は首都ポルトープランスのすぐ近くに位置しており、強い余震が数回続いた。
電力の供給停止や電話事業の障害、ハイチにおけるインターネットの全般的に貧困なアクセスにもかかわらず、市民メディアは地震を報道し、ブログや写真、ツイッター、電話、地図プラットフォーム、ビデオやラジオのストリーミングなどを使ってハイチの状況を報道した。
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