世界各地のLGBTQ+コミュニティの強さを称えるプライド・マンス2020

2019年5月24日、初めて合法的に結婚したLGBTQ+カップルの1組。中国語のパネルには「私たち、結婚しました!」と書かれている。フィリップ・ノーベルによる写真。許可を得て使用。

LGBTQ+コミュニティの権利やこれまでの道のりに敬意を表して、6月をプライド・マンスとして祝う国は多い。この月が特別な意味を持つのは、1969年6月に、ニューヨークでストーンウォールの反乱というLGBTQ+の解放運動が始まったためだ。1999年に当時の大統領ビル・クリントンが「6月はゲイとレズビアンのプライド・マンスだ」と宣言し、2009年には当時のバラク・オバマ大統領によって、その対象がLGBTQ+コミュニティ全体へ広がった。

だがアメリカのみならず、6月はLGBTQ+の人権活動家をはじめとする当事者のコミュニティメンバーにとって、自らの人生を公に語り、イベントを開催し、世界に平等を訴える時だ。その状況は各地で大きく異なる。2019年に台湾で同性婚が認められた一方、差別やヘイトスピーチや攻撃に苦しむLGBTQ+の人々も多く、国によっては死刑に処される。

新型コロナウイルスの影響により、2020年のプライド・マンスでは、プライド・パレードなど多くのイベントが中止や大幅な規模縮小を余儀なくされた。グローバル・ボイスはこの特集ページで、世界各地のLGBTQI+コミュニティの挑戦や成果を伝え続けていく。

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