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かっこいいキミにぴったり! ウルトラマンのコマ撮り動画をどうぞ!

カテゴリー: 東アジア, 日本, メディア/ジャーナリズム, 市民メディア, 映画, 朗報, 芸術・文化, 若者
Ultraman Zeos, Ultraman Man, Ultraman Dyna

ウルトラマンゼアス、ウルトラマン、ウルトラマンダイナとかわいいファン。手取フィッシュランド(石川県)にて。写真提供:Nevin Thompson

YouTubeユーザーの ultramanvszetton [1] さんは、精巧な背景用のおもちゃやアクションフィギュア、そしてコマ撮り動画という撮影方法と音響効果を使って、非常に魅力的な動画 [2]を制作している。

ultramanvszetton [1] さんのYouTubeチャンネルで、主役といえば誰だろう? それは、日本の人気スーパーヒーロー「ウルトラマン」シリーズに登場するさまざまなキャラクターたちだ。

ウルトラセブン [3]ビラ星人 [4]の戦い

1967年のシリーズで初めて登場したウルトラセブンは、「ウルトラマン」シリーズの三代目だ。

「ウルトラマン」シリーズは、様々な点で英国のテレビシリーズ「ドクター・フー」とよく似ている。それは、「ウルトラマン」シリーズが、「ドクター・フー」 [5]と同じように、複数の時系列や宇宙空間を舞台にして約50年も続いているからである。

それぞれのシリーズで新しいウルトラマンヒーロー [6]が現れ、地球を侵略しようとする宇宙人たちとの戦いを繰り広げる。いろいろなウルトラマンが母星から地球にやってきて、地球を怪獣たちから守るために一心同体となる人間を選ぶ [6]

長年にわたって、「ウルトラマン」のテレビシリーズや映画はそれぞれに、とどまることを知らないほど大きな商業的成功を収め、いろいろなモデルのウルトラマンフィギュアや倒さなければならない怪獣フィギュアが数えきれないほど売れた。

 

Ultraman action figures

日本のおもちゃ屋で売られているウルトラマンフィギュアたち。写真提供:Nevin Thompson

これらはすべて ultramanvszetton [1] さんのような熱狂的なファンにとっては、とてつもなくすばらしい作品材料となる。

ultramanvszetton [1] さんが制作したこのコマ撮り短編動画では、ウルトラセブンがロボット怪獣クレージーゴン [4]と戦うために地球に戻ってくる。クレージーゴンは車を食べる巨大怪獣で、バンダ星からやってきた。

「ウルトラマン」シリーズは子ども向けの長寿番組だったが、日本での人気があまりにも長く続いたため、まさに文化現象となっている。ウルトラマンは日本の生活のあらゆる場面に日常的に姿を現す。野球の試合にもだ。

当然のことだが、このウルトラマンは特撮シリーズではない。

YouTubeユーザーの Goji73 [9] さんは、アクションフィギュアたちを使って「ゴジラとすばらしい友達」 [10]と呼ばれる一連のウェブ動画シリーズ [11]を作成した。動画の中には「ゴジラ」と「大怪獣バトル」 [12]のクロスオーバー作品もある。この「大怪獣バトル」は「ウルトラマン」から派生したものだ。

校正:Maki Ikawa [13]