二日間、地方当局は救助の訴えに耳を貸さなかった。とうとう9月24日の木曜日に、居住者たちが自分たちの手で何とかしようと決めて、レンガを掘り返し、閉じ込められた犬を救い出した。しかも犬は妊娠していたことがわかった。救出シーンがすぐにネットワーク上に流され、48時間足らずで77,000回以上も再生された。
地元の動物保護団体 「Right to Life(生きる権利)」が、一時的に犬を保護し、新しい家を探す キャンペーン を始めている。悲しいことに、 ベルカ(「リス」のロシア語名)と名付けられたこの犬は、子犬を失ってしまった。地下に捕らわれていたストレスと脱水症のためだ。ベルカは病院にいて、獣医が超音波検査と不妊手術を施し、現在リハビリ中である。