最新の記事 Motoko Saito
アカデミー受賞作『関心領域』の監督 ガザ戦争で「ユダヤ人とホロコーストが乗っ取られている」とスピーチ
『関心領域』のジョナサン・グレイザー監督は、10月7日に襲撃されたイスラエル人とともに、ガザで苦しんでいるパレスチナ人も、人間性を失った行為の犠牲者だとガザ戦争を非難した。
ベツレヘムの教会にて がれきの中の幼な子イエス
ベツレヘムのある教会は、キリストの誕生日を今年は例年とは違う形で祝うことにした。それはイスラエルの無差別攻撃が続く中での子どもたちの受難を象徴したものだった。
チリ軍事クーデターの貴重な歴史的映像記憶を救出した若者たち
クーデター直後の混乱の中、歴史の証言となるフィルムを守り、秘密裏に国外へ持ち出した人々たちがいた。クーデターから50年、ドキュメンタリー「チリの闘い」が新たに修復、公開される。
戦地の動物を救え! 東ウクライナから300匹の犬や猫を救出
紛争地域に住む動物がとても友好的で愛情に飢えていることに、動物救護のボランティアたちは気付いている。動物たちは怯えており、助け出されるのを待っているのだ。
33年前、プラハのストリートから生まれたビロード革命
チェコスロバキアの共産主義体制に終止符を打った1989年のビロード革命。あれから33年経った今も、プラハのストリートでは歴史を変えたこの日を祝い、次世代に伝えている。
オデーサの街の壁に巨大猫 戦争だけでなく多彩なテーマのストリートアート
オデーサの街のあちこちに出現する巨大猫。LBWSという名で活動するストリートアーティストは、巨大猫を通してウクライナの思いを紡いでいく。
ミャンマー軍事政権が抗議運動取材中の日本人ジャーナリストを拘束
ミャンマーでは拘束されるジャーナリストが相次いでいる。 「私たちは、表現の自由と、ミャンマーの国内外のジャーナリストの保護を求めます」
ロシアのウクライナ侵攻に対する日本の煮え切らない反応
今回のロシアのウクライナ侵攻は、日本が難民を歓迎しない国ということを再認識させ、また、核兵器を拒否する日本の国是を揺るがせた。
プーチン政権下、タタール人は民族としての独自性を取り戻せるのか?
母国語の使用と教育を制限するプーチン政権下にあって、タタールスタン共和国では、タタール人としてのアイデンティティを模索し、さまざまな分野での文化の復興が進みつつある。
タリバン政権下で苦境に追いやられるアフガニスタンの女性たち
タリバンがカブールを奪還した今、アフガニスタンは女性の権利を認めない社会に逆戻りしていった。先が見えない将来にも関わらず、アフガン女性たちは困難に挑戦していく。