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母語を絶やさないために:ムロ語でつづる物語を初出版
国際母語デーに、少数言語であるムロ語の文字を使用した初めての本が出版された。支援したバングラデシュの団体は少数民族の言語の存続を目指している。
国民的詩人ミス・ルーの生誕103周年を祝うジャマイカ ドゥードゥルで偉業をたたえるグーグル
ジャマイカの人々が自分たちの言語や文化に誇りを持てたのは、ミス・ルーという愛すべき詩人・歌手・活動家のおかげである。
ロシアのウクライナ侵攻はロシア文学の解釈に影響を与えうるか
ロシアのウクライナ侵攻という事態に直面した私たちは、トルストイやドストエフスキーに対して異なる読み方をするべきなのだろうか。文学作品を一種の武器とする人もいるし、それらを排除しようとする人もいる。
プーチン政権下、タタール人は民族としての独自性を取り戻せるのか?
母国語の使用と教育を制限するプーチン政権下にあって、タタールスタン共和国では、タタール人としてのアイデンティティを模索し、さまざまな分野での文化の復興が進みつつある。
南米コロンビアのアルメニア市 謎に包まれた名の起源
アルメニアという都市名の由来はアルメニア人への賛辞かそれとも宗教的な動機か。歴史研究家の間では、未だに意見が分かれている。
文化事業の失敗か?政府による放棄か? オック語の衰退原因を探る
フランスで50万人以上が使用しているオック語が衰退している。その原因は文化事業の失敗だろうか、それともフランス政府の政策によるものだろうか。
欧州歌謡祭ユーロビジョンは、中央アジア出身の移民に対するロシアの見方を変えられるのか?
2021年ユーロビジョン・ソング・コンテストのロシア代表として、タジク系ロシア人歌手のマニージャが選ばれた。しかし、彼女が国際的イベントで自国の顔になることを、ロシア人の多くは受け入れられなかった。
ロックダウン中のインド、低所得世帯の子供たちをインターネット以前のテクノロジーで教育
オリッサ州の都市カタックにて、受賞歴のある非営利スタートアップが、400の村で5,000人以上の子供を対象に低コストの教育を提供している。
世界でただ一つのしゃべる文字 ヨルバ語使用者に受け入れられることを願う考案者の首長
ヨルバ語を外来のラテン文字で書く時代はまもなく終わるだろう。西アフリカの国ベナンに住むヨルバ人の男性、トルラセ・オグントシン首長がヨルバ語を表記するための文字を考案したのだ。
国際紛争には地名も絡んでくる:ナゴルノ・カラバフの例
それぞれの国の言語を使う人が住む地域には、複数の地名が付けられている。ナゴルノ・カラバフの場合、この地に住むアゼルバイジャン人はトルコ語とアゼルバイジャン語を使い、アルメニア人はインド・ヨーロッパ系言語とアルメニア語を使う。