ガザ地区で都市農業の持続可能性向上をめざしたあるパレスチナ人の主張

(原文は2017年6月12日に掲載された)

この記事は、ドット・ルーボルド  国際的な環境問題の解決策の試みに焦点を当てる専門誌Ensia.comに掲載したものである。コンテンツ共有契約の一環としてグローバル・ボイスで再掲載している。

世界的に見ても中米から中東諸国まで、都市農業 は増え続ける世界人口の食糧補給という重要な役割を果たしている。

このビデオでは、地中海沿岸のパレスチナ・ガザ地区で暮らしながら持続可能な農業を提唱しているサイード・サリム・アブ・ナセルの姿を見ることができる。

アブ・ナセルが作った200平方メートル(約2,000平方フィート)のマイクロファームは、水耕栽培設備を利用し、ニンニク、胡椒、石鹸などを原料とする自家製有機害虫駆除剤を使っている。

毎年、30人を十分に養える約3,500キログラムの食料を生産している。しかし、それ以上に重要なのは、彼のマイクロファームが、小規模でも持続的な食糧生産を望む人たちのモデルになり得るということだ。

このビデオは、パレスチナ自治区を拠点とするフリーランスの映像作家、ヤセル・アブ・ワズナ がEnsia向けに制作・撮影・編集を行ったものである。

(訳注:ヤセル・アブ・ワズナは2023年10月時点で、パレスチナ・ガザ地区の情勢悪化を映像で報告している)

校正:Yasuhisa Miyata
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