派手に飾り立てた日本のトラックをビデオで紹介

'Dekotora' trucks in Japan

日本の「デコトラ」 写真提供: 芹沢華音(Flickr user) ライセンス区分: CC BY-NC-ND 2.0.

ケバケバしくて、おもわず目が向いてしまう。金のかかる趣味だ。日本に行ったことのある者なら、奇抜な「アートトラック」にお目にかかったことがあるだろう。これは「デコレーショントラック」を略してデコトラと呼ばれている。日本のアートトラックには、派手な電飾、車体に描いたエアブラシ画、その他クロムメッキをしたさまざまな飾り付けが施されている

グレート・ビッグ・ストーリー(訳注:デジタル・ビデオ配信サイト)が、日本のド派手なDIYトラック文化(Inside Japan’s Tricked-Out DIY Truck Culture)という英語字幕付きの短編ビデオドキュメンタリーを公開した。その中で多数のケバケバしいデコトラの映像を紹介している。

マニアックな潮流を支える者の仲間内でよく見られるように、インスタグラムの中にもデコトラに関して活発に活動しているグループがある。以下に、日本の「デコレーショントラック」の画像を幾つか紹介しよう。

デコトラにハマった人たちがいる限り、衝撃的な飾り付けをした貨物トラックやダンプトラックなどの車両が、日本の街や高速道路から姿を消すことはないだろう。

下の写真は、東北道を走る典型的なデコトラの例である。

どのデコトラも特別にケバケバしいというわけではない。それぞれが所有者ならではの個性を表している。

以前は、イラストで飾り立てた輸送トラックを目にするのはまれなことではなかった。下に示したトラックは、2001年に発売されたビデオアニメ「怪童丸」の1シーンを三面(両サイドと後ろの搬出入扉)に描いている。

下の写真のトラック所有者は犬山市(名古屋市北部)にあるお寺に来ている。人気漫画のヒーロー「アンパンマン」の絵を描くとともに、クロームグリルと手すりを装着している。(訳注:写真は削除されています)

多くのデコトラ所有者は、自分の趣味に合わせて運転席に飾りを施している。下の写真は運転席からフロントガラスを通してみた様子である。写っているカーテンは日本国内で走行している多くのトラックによく飾られているものである。

インスタグラムの中をハッシュタグ♯デコトラで検索すると、日本のデコトラを閲覧することができる。

校正:Rie Tamaki
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