Junko Cho · 12月, 2010

最新の記事 Junko Cho from 12月, 2010

ラオスとクラスター弾に関する条約

  2010/12/20

クラスター弾に関する条約の第一回目の締約国会議がラオスの首都ビエンチャンで11月9日から12日にかけて開かれ、101カ国と数多くのNGOが集まった。この会議は、同条約に対する国際団体の支持を集めた市民団体の努力の末に実現した。クラスター弾に関する条約は2008年5月30日にダブリンで採択され、108カ国がすでに署名し、46カ国が批准している。今日も作り続けられ、使用され、保有されているクラスター弾におよそ36カ国の国が苦しんでいる。

韓国:スパのオーナー、延坪島の避難者を援助

  2010/12/13

4人の死者を出し全島民が島からの退去を強いられるにいたった先週の北朝鮮による韓国の延坪島への砲撃以来、希望を失っている島民への援助の申し出が韓国各地から寄せられている。延坪島に多大な打撃をあたえた攻撃の後、島民の多くは自宅をそのままにして一番近くの都市、仁川に避難している。家をなくしてしまった1300人の住民は幸運なことに救いの手を差し出してもらえた。また、800人の島民は現在、オーナー、パク・ウンギュ氏の計らいにより仁川の高級スパの一つのインスパワールドで生活している。同オーナーは一週間以上にわたって、何の条件もなしに善意を持って住居と食事を避難者に提供している。

フランス:年金改革に対峙する若者たち

  2010/12/06

10月19日、フランス各地で年金改革法案に対するデモが行われ、抗議運動はこれで連続で7日間行われたことになる。そもそも同様のデモは9月初旬から勃発していたが、それらは一時的なものであり、官民問わずあらゆる職業分野の人間によるものであった。さらに新たな活動者たちが10月初頭から労働者たちの行進の中に加わった。高校生と大学生である。なぜ多くの若者が強い意志を持ってこれらのデモに参加するのだろうか?