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サウジアラビアで新たに禁じられたのは…火星旅行

Mars is off-limits to Saudis, says religious scholar Shaikh Ali Al Hekmi. Photo credit: NASA's Marshall Space Flight Center (CC BY-NC-ND 2.0)

「火星はサウジアラビア人が立ち入ってはいけない場所である」と宗教学者のShaikh Ali Al Hekmiは主張する。写真提供:NASAマーシャル宇宙飛行センター(CC BY-NC-ND 2.0)

火星旅行はハラーム(禁止事項)、つまり罪に値するとご存知だろうか。サウジアラビアの宗教学者Shaikh Ali Al Hekmiがアル・ハヤト紙に語ったところによると、火星へ行くことは人類にとって禁止事項に該当するそうだ。命を粗末にすべきではないということらしい。

このファトワ(宗教令)は、火星への片道旅行を企画しているとするプロジェクト「Mars One」の発表を受けて出されたものだ。同プロジェクトは火星に人類最初の入植地を作ることをミッションにしている。アル・ハヤト紙によると、この旅行(生涯の旅となる)に応募したサウジアラビア人477名のうちの6名がこのミッションに合格したという。

ツイッターでは、全くの専制的思想から派生したこのばかばかしいファトワに対し、サウジアラビアの人々から非難の声が上がっている。その際に使われているハッシュタグは#الاشتراك_في_رحلة_المريخ_حرام。「火星旅行に参加することはハラーム(禁止事項)」という意味だ。

@mthaailは次のようにジョークを飛ばしている。

いつ? どこで? どうして誰も教えてくれなかったの? どうやって申し込むの?

またこんなジョークもある。

火星にも美徳推進悪徳排除委員会(宗教警察)の支部ができればいいのに。それでこの問題でエイリアンとの恋愛に宗教法がどう対処するのか見てみたいね。

Doshe女史は、女性の運転に対する最近の取り締まりキャンペーンから人々の注意を逸らすためにこのファトワが使われたのではないかと疑い、こうツイートしている。

そっちの話に持って行かないで。女性の運転に関する問題はまだ解決していないのだから。

サウジアラビアの首都リヤドで運転する方が火星に行くより危険だと訴えるのは、ブロガーのKhaled Abdulrahman。

リヤドの道路の方がもっと危険だよ! サウジ高等博識者委員会のAli Al Hekmiは「火星旅行に参加するのは命を落とす危険があるからイスラムでは禁止なんだ」なんて言ってるけどさ。

Dr Mohamed bin Abdulazizの意見はこうだ。

宗教学者に抑え込まれているような地球からは出るべきだ。火星も神の土地の一部なのだから。宗教学者にはお金を盗むことを禁じてほしかったよ。

Areejはこう問いかけている。

社会更正という名の下の一夫多妻制や女性虐待、宗教心に厚いという言い訳にかこつけた人への暴言、それ以外にあなたたちが受け入れられるものってあるの?

Muteb Al Amariは例の宗教学者に向けてこのようにツイートしている。

誰もあんたの意見なんて聞いてないよ。以上!

校正:Yuko Aoyagi