Kazuko Ohchi

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最新の記事 Kazuko Ohchi

インド:アッサム州で民族間衝突――その背景にあるもの

  2012/08/10

インドのアッサム州で、地元部族のボド族とイスラム系住民による衝突が発生。少なくとも32人が死亡し、さらに多くのけが人が出ているという。衝突が発生して以来、約7万人が村を離れ、避難キャンプに逃れている。コクラジャール地区とチラン地区では、ボド族の村もイスラム系住民の村も襲撃や焼き討ちにあっており、そうした村の数は少なくとも60に達している。

ウクライナ:アンナ・ボイコが歩んだ人生のストーリー

「祖母は朗らかで器用な人で、同時に逞しさも持ち合わせています。これまで多くのことを経験してきたので、知識と思い出がとても豊富です」―75歳の祖母をそう評し、その人生を綴ったブログ『アンナ・ボイコが歩んだ人生のストーリー』は多くの人を魅了している。Tetyana Bohdanovaがリポート。

エジプト:反政府勢力、内閣総辞職に冷めた反応

エッサム・シャラフ暫定首相率いるエジプト内閣が総辞職を申し出た。これに対し軍最高評議会(SCAF)は、総辞職を承認すべきかまだ決めかねている。タハリール広場の内外で発生しているデモ隊と軍・警察隊との衝突は今日で3日目に入ったが、内閣総辞職の申し出がこの場に新しい展開をもたらすことはなかった。デモ隊の要求はあくまでもSCAFの権力放棄と民政移管である。

イエメン:「女性たちがベールを燃やした」

イエメンの女性たちが今日(2011/10/26)、サレハ政権の残虐性と暴力行為に対する抗議の証として、ベールやスカーフを燃やす行動に出た。サヌアやタイズでは政権の弾圧により一晩で約25人が殺されたこともあるうえ、最近では女性もその標的となっていることへの抗議である。このベールを燃やすという行動は、一部が誤解しているような、女性の権利やイスラム教徒のベール着用に反対する趣旨のものではない。これは助けを求める叫びである。そして今回の行動は特にサレハ政権にその的を絞ったものである。