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ナイジェリアの新たなサイバー犯罪防止法は金融詐欺には効果的かもしれないが、批判する者に口枷をはめるようなことにもなりかねない。 アルゼンチン当局が収集している市民の話し方、DNAや虹彩情報(眼球の黒目に現れる皺のパターンで本人かどうか確認する生体認証のための情報)は、人々の居場所を知る手がかりになり得る。チュニジア政府が新たに設立した技術通信局のことを、アクティビストたちは大規模な監視時代の幕開けかと不安を抱いている。
こうした潮流をみると、政府による大規模な監視が世界的に問題化していることは間違いないだろう。
そんな折、2月11日に、一個人や市民グループや何千ものウェブサイトが一丸となって、大規模な監視対して立場を表明する。誰でも、どこにいても参加することができるこのキャンペーンは、街角で、そしてウェブ上でアクションを起こすことを呼びかけている。
大規模な監視制度は私たちのプライバシーの権利や、結社の自由、表現の自由を侵害するものだ。さらにグローバルなインターネットのオープン性や自由を害し、民主主義的な価値に反するものである。昨年6月にエドワード・スノーデン容疑者のリークした書類によって数十もの情報収集プログラムが暴露され、世界中に衝撃の波を与えたのは記憶に新しい。この一件は、アメリカ政府によるとてつもないプライバシー侵害を明るみ出しただけでなく、先に述べたような世界各地で起きている監視やプライバシーに関する議論の熱をもたらすことになった。
大規模監視にノー!を示すキャンペーンに参加するには次のような方法がある。
大規模監視にNO! アクションに参加する
世界各国のグループはデモやハッカソン、オンラインキャンペーンを執り行う。
※日本において、キャンペーンを組織しているグループは存在していない。
(リンク先はそれぞれの言語です)
アルゼンチン • オーストラリア • オーストリア • ブラジル • カナダ • コロンビア • ドイツ • フランス
インド • メキシコ • オランダ • ペルー • ポーランド • セルビア • タイ • ウガンダ
自分の国が載っていない場合は、パートナーサイトにある資料を使って、あなた自身でキャンペーンを実施してみて!グローバルボイスのメンバーも、世界各地の監視についてこのページで特集するのでぜひご一読を。
賛同を示す
2月11日キャンペーンに賛同を示そう! あなたの運営するウェブサイトやブログにバナーを貼ってみて。ソーシャルメディア上でメッセージをシェアしたり、監視をテーマにした絵を投稿してみて。
通信監視についての国際原則にイエスを!
世界中の人権専門家が策定した「国際通信の監視における13の原則」に署名しよう。これらの原則は、デジタル市民のプライバシー権を保護するグローバルな市民社会の取り組みのバックボーン―監視において政府が人権的義務を負うように定めたガイドライン―だ。
原則の条文は下記の言語で読み、署名することができる。(リンク先はそれぞれの言語)
Русский • Español • Hrvatski • Македонски • Shqip • Polski • Čeština • Svenska • Nederlands
Français • English • हिन्दी • العربية • Italiano • Ελληνικά • Română • Slovenčina • Eesti • Slovenščina • Dansk
Magyar • Suomi • Deutsch • فارسی • Български • Latviešu • Lietuvių • Português • Quechua
繁體中文 • Tiếng Việt • 한국어 • Українська • ภาษาไทย • اردو
国際原則への賛同を示すにこのリンクからバナーやバッヂをゲットすることができる。