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半世紀後、ジャマイカはどのように独立記念日を考察すべきか

Jamaican Independence Day celebrations; photo taken from the WAVE: Galleries, Museums, Archives of Wolverhampton flickr page, used under a CC BY-NC-SA 2.0 license.

ジャマイカ独立記念式典。 WAVE(ウルヴァーハンプトン美術館、ギャラリー、公文書館)のFlickrより(CC BY-NC-SA 2.0)

ジャマイカは52年前に、イギリスの統治下より独立を果たした。多くのカリブ諸国と同様に、ジャマイカも今日、社会的、経済的問題を含めた植民地統治時代の余波と格闘している。

他の近隣地域と同様、ジャマイカは、スペイン国王の援助を受けたクリストファー・コロンブスにより1490年代に「発見」された。スペイン人による殺害及び彼らが持ち込んだ疫病により、この地域の先住民は事実上絶滅させられた。1600年中ごろより200年もの間、ジャマイカはイギリスに占領され植民地統治下となり、あの忌まわしい 大西洋奴隷貿易制度の一翼を担わされた。この間、ジャマイカには主に砂糖農園での労働力としてアフリカから奴隷となった人々が連れてこられた。

1834年の奴隷解放は経済的、社会的そして精神的な変化をジャマイカ及び周辺地域全体にもたらした。また、それはこの地域を強制的に植民地化した、母国イギリスからの分離過程の始まりを示す兆候となった。これらのカリブ地域は、1958年に、将来イギリス統治下より離れ、一つの独立国家としての機能を果たすために 西インド連邦を結成した際に、早くも独立への意思を表明し始めた。しかしその連邦は、独立までの行程が遅すぎるというジャマイカの不満などもあって失敗 し、まもなく解散した。これによって、それぞれの国々は独力で植民地下の鎖を壊し、前に進めるようになった。ジャマイカとトリニダードトバゴは1962年の8月6日 と8月30日にそれぞれ最初に独立に成功した。 その他の国はずっと後の1980年代初頭に、それにならって独立を果たす事となる。

しかし、独立後の自治達成への道は常に順調というわけではなかった。イギリス式議院内閣制というのは、世論の反対意見があることを基礎として機能するのだが、何百年もの間、人権侵害に耐え忍び、いまだに植民地統治下の影響に悩まされているこの地域の国民意識には、必ずしもうまく馴染む政治システムとは言えなかった。歴史上、発言権を全く持てなかったジャマイカ国民の習熟状況は、引き続き厳しい状況が続いている。とくに政治腐敗がすでに根を下ろしている現在の状況を考えるとなおさらだ。

イギリス統治下からの独立後の52年目のこの国では、2組のブロガーがその日について思案していた。

ジーン・ローリー・チン の記事は、ジャマイカがこれまでに達成してきた多数の成果を列挙し、それらをジャマイカほど幸運でないと彼女が考える国々と比較した。そして、ジャマイカの力強い民主主義、報道の自由と、経済的困難の中で国民が示している機知を挙げて、これらを祝福するに値するものだと述べた。

I will listen to no ‘grinches’ today, those cynics trying to steal my joy in Emancipation and Independence. We keep talking ourselves into this ditch of despair, instead of raising our voices in thanks for our many blessings. If you think we are badly off, please check the international newscasts, where countries are at war and an airplane of ordinary passengers with everyday plans is shot out of the sky.

今日私は、奴隷解放と独立の喜びを奪い取ろうとする皮肉屋の不平不満には耳を傾けないようにしよう。私たちは、与えられた多くの恵みに感謝の声を上げる代わりに、今も絶望の淵にあると思い続けている。もし自分たちがそんなに不幸だと思うなら、どうか海外のニュースをチェックしていただきたい。戦争になっている国々もあるし、普通の旅客機が通常のルートを飛んでいるのに撃墜されたりしているではないか。

同じくジャマイカの ナディーン・トムリンソンは、自国の進展について書いており、「子供」(訳注:独立したばかり)であった1962年のジャマイカが「大人」(訳注:独立して半世紀以上)になった現在の状況に誇りを持つであろうかどうかと懸念している。彼女は、この国の最も素晴らしい資源は国民であると言うローリー・チンに賛同しているが、「心理的奴隷」の影響がいまだジャマイカ国民の潜在能力を発揮するのを邪魔している事、加えて「国民意識の進化が至急必要だ」とも言及している。

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