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音色は時代を超えて 中央アジア忘却の楽器ジェティゲン

弦楽器 ジェティゲン 写真:Kloop.kg.より クリエイティブ・コモンズ

キルギスタンのメディアポータルKloop.kgは、ジェティゲンを短編特集にして紹介した。「ドストック(友情を意味する)・フォークロア・アンサンブル」を率いるユスップ・アサエフがジェティゲンを奏でる映像と共に、この楽器の魅力を伝えた。

この記事の著者によれば、同楽器は平面に置いて演奏する様式で、多いものでは15本の弦を持つという。昨今のカザフスタンやキルギスタンではジェティゲンの人気は低迷している。

ジェティゲンの音色はとても繊細だ。キルギスタンでは多くの人々が愛好しているコムズリュートの1種)や、これに似たカザフスタンのドンブラが奏でる金属的な伸びの乏しい音よりもはるかに味わい深い。そう考えると、ジェティゲンの人気が低迷している大きな理由は、持ち運びにくい点だろう。

肩掛けのケースにすんなり収まるコムズとドンブラに比べ、甘美な音色が持ち味の最長で1メートル半にも及ぶジェティゲンは、持ち歩くにはかさばりすぎるのだ。

唯一、テュルク系民族ハカス人が暮らすハカス共和国では、今でもジェティゲンの人気は高い。

この楽器の多面的な魅力が伝わるといいな。

現在、ユスップ・アサエフは首都ビシュケクにある音楽学校で同楽器の奏者を務めるかたわら、母国キルギスタンでジェティゲンがかつての輝きを取り戻すことを願いつつ演奏を指導している。

校正:Mami Nagaoka

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