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ケニア:ケニアの農家のオンライン物語

E.K. Kamwenjiはニエリに住むケニア人の農家ブロガーだ。Kamwenjiは農業とはまったく関係のない業界で働いていたが、農作物の情報に関するネットワークづくりやマーケティングのために最新技術を利用することの重要性に気が付いた。

彼は自身の農業に携わるまでの道のりを以下のように説明する

ケニアの農家ブロガー。写真出典:KamwenjiのFacebookページ

いろいろな事を経て、私はプロの農家になった。大学の学位を取るのに4年かかり、卒業後に仕事を探した。初めに小さな会社に雇われた。私は生産を任されていたが、業績に合った給料を払うという契約に反して報酬が低かったので、14ヶ月後に仕事を辞めた。

その後、私はもっと稼ぎが良い仕事を探したが、農業や園芸とは全く異なる業界で仕事をしていた。自動車ショップでの営業や、IT系の会社でのプログラミングなどをしていた。そして私は、農家、特に小規模農家は一般的に軽蔑されているということを知り、ショックを受けた。

また、ビジネスのコンセプトを農業に組み込み、農業の在り方を変えて、現在の流れに合うようにする必要があるということにも気づいた。すなわち、最新の技術を使い農業技術を向上させるためだけでなく、農家の人々や農作物のネットワークづくりやマーケティングに役立てることができるということだ。

どのようにしてKamwenjiは農家ブロガーになったのか?

自分のブログは最近始めた。主に、自分の挑戦や喜び、落ち込んだこと、過ちについてや進捗状況などを「誰かに話して」、元気になるために。友人の多くが、他にもっと魅力的な職業があるのになぜ農業を選んだのかと質問する。私は農業が大好きなんだ。私は自立している状態を望むし、特に食べ物に関してはそうだ。そしてこの天職ではそれを実現できる。私の友人の多くのように会社のデスクに座っているよりも、たとえ多くの挫折を伴うとしても、家畜や農作物に囲まれているほうが充実していると感じるんだ。

私のブログは、自分自身の農業の道のりを記録するだけでなく、仕事のないケニアの若者を元気づける役割も果たしている。彼らの多くはホワイトカラーやブルーカラーの仕事を探しに大都市に移り住んできており、さらに多くの数が流れ込んできている。そして田舎の家族の畑を耕す人手がいないままの状態となっている。

私のブログは、単調な毎日の農業の作業の内容を細かくつづっているものではない。それよりも、日々の浮き沈みや学んだこと、失敗、などをまとめている。毎日ブログをアップするのは無理だし、週に1度アップするのでさえ時間を見つけるのが難しいので、夜にメモでまとめておき、後から全体的にまとめたものをアップする。

去年の記事の中の一つで、Kamwenjiは成功する畜産運営計画を述べている

私の目的は、持続可能な農業ベンチャー事業を完全に経営すること。主な活動は家畜を育てること。天候にも市場にも影響されないので、適正な計画を立てることができる大切な部門だ。

牛とヤギは乳製品生産の役に立つ。計画通りに進めば、2年後には家畜数も倍増しているし、ミルクの生産量は60リットルを超えるだろう。もしオスが生まれたら、出産をしていないメス牛かメスヤギを買うのに十分な値段で売れるはずだ。

ガチョウは成長したメス鳥を20羽持つのが目標だ。その数なら、十分な数の雛鳥を産卵して孵すことができるし、ニワトリと違い、ガチョウは卵を産む周期が長く、卵を温めるようになる前に5〜7個の卵を産む。そしてニワトリの雛鳥よりも買い手が多い。

今年書かれた他の記事では、Kamwenjiはケニアの環境問題の深刻化が農家に与える影響について書いている

私の暮らす地域は、紅茶農家が事業規模の大小に関わらず霜の影響を受けているというニュースで盛んに取り上げられている。(さらに、ほとんどの耕作を私はこの地域で行っている。)これはかなり悲劇的な事態だと私は思っている。なぜならばケニア人たちは環境保全に関して今までほとんど耳を傾けて来なかったからだ。この5〜10年間の突発的で予測不可能な天候の変化はとても深刻なものだし、我々の国が熱帯の真ん中にいることを考えるととても心配になる。

森林伐採は日常茶飯事だし、私の畑から20マイル程しか離れていないケニア山では、3日以上も続く山火事が起こった。深刻さはそれほどでもないが、同じような現象がアバディア山脈でも報告されている。この2つの山地はケニアの中心部の給水源となっており、ナイロビや海岸部までを潤している場所だ。これらの土地の森林面積が減少すれば、下流地域の地下水位や水脈に劇的に影響が出るんだ。もうこれ以上説教を言うのはよそう。

ブログに加えて、KamwenjiはYouTubeを使って彼の農地の紹介を行っている。以下の2つの映像は、5話にわたる彼のYouTubeシリーズのものだ。

これは、ニエリ地区カラティナにある私の農地についての5話のビデオシリーズです。映像の中で、犬、ヤギ、牛、子牛、ガチョウといった家畜や、バナナ、ネピアグラス、豆、メイズ、果物の木といった作物も目にするでしょう。

また、牛の肥やしを農地に使う方法も説明します。

私と一緒に農地をまわってみませんか。

KamwenjiはFacebookTwitterも使用している。彼のブログは今年のBAKE Blogger Awardsの農業部門にノミネートされた。

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