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​​エクアドル:ツイッター上で政府の縁故主義を批判した政治家が15日間の収監

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​記者会見に臨むセバロス(左) 本人のツイッターアカウントから転載

2015年11月11日、政治指導者セバスチャン・セバロスは、ツイッター上にエクアドル政府の縁故主義とされる例を書き込こんだとして、15日間の収監を言い渡された。

​セバロスは、左翼団体「​国民​連合」の副代表である。彼は以前ツイッターに、労働大臣カルロス・マルクス・カラスコの親戚20人が公職に就いていると非難する書き込みを載せた。

彼は、ツイッター上で同大臣の娘、ガブリエラ・カラスコとシルビア・カラスコに言及した。つまり、ガブリエラは大臣顧問の地位を占め、シルビアは水力発電事業を監視するエレカウストロ社の理事長に就いているというのだ。

​カルロス・マルクス・カラスコ(@CarlosMarxC)の娘ガブリエラ・カラスコ、大臣顧問。給料3000ドル。

#TuitearNoEsDelitopic.twitter.com/vvAORRKriq

— Sebastián Cevallos (@sebastcevallos) 11 November, 2015

​​​カルロス・マルクス・カラスコ(@CarlosMarxC)のもう一人の娘シルビア・カラスコ、エレカウストロ社の理事長​。え、どうして?​

#TwittearNoEsUnDelitopic.twitter.com/utSUOewHeX

— Sebastián Cevallos (@sebastcevallos) 11 November, 2015

​​

この書き込みがツイッター上に掲載されると、国立文化財機構職員でカラスコの姪ポーラ・ローダスは、セバロスに対し異議を申し立てをし、訴訟を起こした。訴状の内容は下記の通りである。

…through his use of twitter, Mr Rodrigo Sebastian Cevallos Vivar has uttered words of clear disrepute and shame in saying that by being the niece of Carlos Marx Carrasco the person in question has employment in the public sector.
[…]
…since the 21 of July, 2008, owing to the her tireless efforts and achievements, Paula Francisca Rodas Espinoza has held a permanent position in the public sector.

 

​…ロドリゴ・セバスチャン・セバロス・ビバル氏は、自身のツイッター上で、明らかに原告の評判を落とし且つ原告を侮辱する発言をした。すなわち、原告はカルロス・マルクス・カラスコの姪であることで、公共機関での職を得ているというものである。
[…]
…2008年7月21日以来、原告のポーラ・フランシスカ・ローダス・エスピノサは、たゆまぬ努力で実績を積み上げた結果、公共機関に永久的な地位を得たのである。

エル・ウニベル​ソ​紙によると、原告は包括的刑事基本法(スペイン語でCOIPと略称される)396条の適用を訴えた。同法396条は、「いかなる手段を用いるにせよ、他者を中傷する発言をした者全てに対して…15日から30日の拘留が科せられる」となっている。

​カルロス・マルクス・カラスコ(@CarlosMarxC)は、真実を伝える人​に圧力をかけ​沈黙させようとしている。そんなことをしても我々はひるまない。我々は前進するのみだ。pic.twitter.com/IxFi1PoQ0Z

— Sebastián Cevallos (@sebastcevallos) 20 October, 2015

​NGOのフンダメディオスは、​セバロスをはじめとするソーシャルメディアユーザー​や​ジャーナリストなど、汚職を告発したことで非難され​ている人々や検閲を受け​ているマスメディア関係者の言論の自由を擁護する団体である。同団体はこの度、判決を確認する声明を発表した。同団体はエクアドル政府から、そのうちに活動停止にすると脅されたこともある。

​フンダメディオスは、判決を確認する声明を発表した。なお、この判決はエクアドル憲法66条を根拠にして発せられた。セバロスは、「憲法66条を持ち出すのはおかしい。なぜなら、この条項は独立及び言論の自由のために定められたものなのに、私を有罪としている」といっている。憲法66条は、表現の自由及び意見表明の自由の権利の二つとも保障しているし、名誉に対する権利も保障している。フンダメディオスの声明は続けて、​当局が関心を寄せる3つのツイートを示している。

El juicio, que fue resuelto de manera expedita, inició el 19 de octubre, cuando Cevallos recibió la notificación. En la demanda planteada por Rodas Espinosa, la funcionaria aseguró que los días 21, 22 y 23 de julio de este año, Cevallos, identificado en la red social como @sebastcevallos, “ha proferido expresiones en franco descrédito y deshonra” en su contra, por tres mensajes de Twiiter que según la funcionaria se han manifestado “de forma absolutamente falaz, dolosa y con el profundo ánimo de irrogar daño”.

Los ‘tuits’ que se refiere la funcionaria son tres; en el primero, Cevallos convoca a una rueda de prensa para denunciar, según él, “actos de corrupción de un alto funcionario de Alianza País”; en el segundo, Cevallos pregunta a sus seguidores si saben quién es el presidente de la comisión de ética del partido de gobierno, con mención al Ministro y en el tercero, alude directamente a la demandante con el siguiente mensaje: “Paula Rodas sobrina @CarlosMarxC está en INPC- regional 6 Efectivamente es el Ministro de Trabajo de su familia”.

​​裁判は、セバロスが告発の通知を受けた10月19日に始まり速やかに終了した。機構職員のローダス・エスピノサは、セバロスがツイッター上で今年の7月21、22、23日に自分に対して「露骨な中傷発言」を3回発したと訴えた。エスピノサによると、この3回の発言は「完全に誤りであり、彼女を傷つけようと入念に意図したものである」ということである。なお、セバロスは、ソーシャルネットワーク上で@sebasticevallosと名乗っている。

​​​ ​​エスピノサ​が言及したセバロスの3つのツイートは以下の通りである。
最初のツイート:セバロスは、彼が言うところの「アリアンザ・パイスの​ある​高級官僚による汚職」を明らかにするために記者会見を要求している。
二つ目のツイート:セバロスはフォロワーに与党の倫理委員会委員長は誰であるか知っているか​尋ねて​いる。同時に、労働大臣に対しても言及している。
三つ目のツイート:下記のメッセージを添えて
​、​あからさまに原告を暗示している。「カルロス・マルクス・カラスコの姪ポーラ・ローダスは、INPCリージョナル6で働いている。彼(カルロス・マルクス)は、実際上は自分の家族のための労働大臣だ。」

​​判決の後セバロスは、自身のツイッター上でエクアドル国家の不当な行為を恐れない、判決を不服として控訴を考えていると訴えた。

​​#TuitearNoEsDelito [#Tweetingisnotacrime]「言論の自由」の名の下に「有罪」といった判決が出るだろうということは分かっていた。我々は恐れはしない。「前進だ..」
— Sebastián Cevallos (@sebastcevallos) 11 November, 2015

 ​​セバロスは、ソーシャルメディアを利用して政府の縁故主義を暴いたことで、エクアドルで最初に収監された人物である。このことに対して数千人に及ぶセバロスのフォロワーが、ツイッターのハッシュタグ #TuitearNoEsDelito [#Tweetingisnotacrime]でセバロスに対する支持を表明した。

​​​セバスチャン・セバロスが主導する反対​派​運動Frente Popular Azuay​のツイッターアカウント​ (@FrentePopularA)は、今回の事件に法律を適用すべきではないと主張している。

​​​#TuitearNoEsDelito [#Tweetingisnotacrime]​@sebastcevallos(セバロス)を迫害したり、牢屋に閉じ込めたりするために法律を使うのはやめろ​sebastcevallospic.twitter.com/kzuFGXIJiG— Frente Popular Azuay (@FrentePopularA) 11 November, 2015

​​ツイッターユーザーのバイロン・グアマン(@byrong_23)は、ツイッターに下記の書き込みをした。

​政府は、あらゆる対政府批判を不当に処理している。​ ​もちろん、​​ソーシャルメディアやインターネットから発せられたもの​に対してもだ。a href=”https://twitter.com/hashtag/TuitearNoEsDelito?src=hash”>#TuitearNoEsDelito [#Tweetingisnotacrime]

— Byron Guamán (@byrong_23) 11 November, 2015

​​キャティ・サルミエント・P(@caty_sp_20)は、自由な発言を阻止してはならないと述べた。

​​政府は、我々を収監しようとも、我々の発言に無頓着な態度をとろうとも、我々を黙らせることはできない。誰もが真実を知っている。#TuitearNoEsDelito [#Tweetingisnotacrime]— Caty Sarmiento P. (@caty_sp_20) 11 November, 2015

​​セサル・ゼア(@Cesar1983Z)は、セバロスを支持するツイートを発した。

​君の友達だということを誇りに思うよ@sebastcevallos。正義を擁護しようとする君の勇気は、揺るぎもしない。応援するよ。戦い続けろ。 #TuitearNoEsDelito [#Tweetingisnotacrime]

— Cesar Zea (@Cesar1983Z) 11 November, 2015

​国連および米州人権委員会の専門家会議は、エクアドルの現行法の中には、言論の自由および結社の自由を侵害しているものがあると、異議を唱えている。​ラファエル・コレア大統領をイラつかせたクルード・エクアドルによるインターネット上での ジョークの拡散事例やデモに拍手をしたとして 収監されたフランシスコ・エンダーラの事例はまだ人々の記憶に残っている。

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