最新の記事 Yukari Sugiyama

日本:「もうあの音は嫌だ」

  2011/03/24

2011年3月11日の巨大地震に続く日々の余震で、テレビや携帯電話で頻繁に耳にしている緊急地震速報の警報音は、人々の頭から離れられなくなってしまった。この警報音は国民達を苦しめ、ミニブログサイトのツイッター上のコメントには、この音への恐怖や不安が書かれている。

エジプト政府、継続中のデモに対抗してウェブサイトを遮断、活動家を逮捕 – インターネットセキュリティー知識の必要性

GV アドボカシー  2011/02/11

イランやチュニジアで見てきたように、ソーシャルネットワークのツールは、権威主義国の活動家達に強い、国外にも届く発言権を与えた。しかし、同じソーシャルネットワークのツールは、政府が活動家を割り出し、報復することも可能にしている。エジプトでも今週このような事例があった。

チュニジア:自由の喜び以上の不安感

2011年1月14日に、ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領が、20年以上独裁した自分の国から突如逃亡した。チュニジアの人々は、新しい独立の夜明けを祝い街に繰り出したが、喜びはすぐに治安の恐怖へと変わった。各地の主要都市で暴れ回ったり、店や住居から物を略奪したり、所有地や建築物を放火したりと、様々な破壊行為のニュースが広がった。チュニジアの人々がブログで心境や体験を告白している。

キューバ:テレコミュニケーション、インターネットアクセス、アメリカ−キューバ政策

アメリカを拠点としている、もしくはアメリカと提携しているテレコム会社というのは、つまり、カリブのほぼ全域にサービスを提供している会社であるが、アメリカ−キューバ間の禁輸措置による厳しい制限があるため、キューバはテレコミュニケーションにおいて何十年と不利な立場にある。

ロシア:オンライン活動成功談

大西洋側のインターネットアナリスト達が、テクノロジーの利用が社会的、政治的変化をもたらすかを議論している間、ロシアのブロガー達が、おそらくこのような議論がされていたことも知らずに、ささやかながらこの議論に貢献している。彼らの勝利はわずかで小さいし、その影響は統計学的エラーとして間違えられる程度だが、確かに存在している。