記事 歴史 from 7月, 2008
マダガスカル:土地をめぐって農民が死刑に
マダガスカルで農民21人が土地所有権をめぐる論争に端を発した集団暴動に問われた。ミアリナリボ国家裁判所で下された判決は多岐にわたる。。過去数十年、自分たちの土地だと信じてきた土地が収用されるのを防ごうと、彼ら農民は、その土地から農民を追い出すべくやってきた警察と衝突したのだった。この小競り合いの結果、警官2人、地元の女性1人が死亡した。
カンボジア:プレアビヘア寺院
カンボジア政府は、プレアビヘア寺院がユネスコの世界遺産に登録されたことを記念するコンサートを開催した。しかし、緊張が解けたわけではない。いまでもタイの軍隊が寺院近くに駐留している。タイとカンボジアの両国は、この世界遺産の領有権を主張している。
パレスチナ:オバマの発言‐エルサレムは不可分だ
6月11日、バラク・オバマが米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)で、エルサレムはイスラエルの不可分な首都だと発言し、パレスチナ当局の怒りをかった。マフムード・アッバス大統領は、オバマの発言は「まったく受け入れられない」との声明を発表し、アッバス氏の側近であるサエブ・エレカト氏は、パレスチナは、東エルサレムはパレスチナの首都だとの主張を続けると述べた。