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ガイアナ:警察VS抗議デモ

ガイアナで先日総選挙が行われ、ガイアナ政府を率いる新大統領が就任した。しかし、与党の人民進歩党(PPP、主にインド系ガイアナ人が支持)は、第1党の座は守ったものの、この20年弱の間で初めて議席数が過半数を割った。このため、ドナルド・ラモター氏の「新」政府が、議会で野党の協力を獲得して実際に成果を上げられるかどうかが懸念されている。

選挙結果が明らかになるのが遅れたことから、国民の間には緊迫したムードが流れた。Guyana-Gyalは無言の緊張感を、この投稿で表現した。

選挙の日が発表されてから、細い恐怖の糸が町を締め付けている。

野菜売りが生粋のクレオール語で私に漏らす。「Me nah wha’ go happen to ahbee.(我々に何が起きるか、わからない。)」

与党が選挙に勝ってそれを望まない人が抗議をして、市民を傷つけ、店を燃やし、略奪などを始めたとしたら、どうなることだろう。

彼女は続けて、それでも「悪いことは起きないだろう」と言う。理由はこうだ。

なぜなら、かつて暴力を助長していた人たちは今や、病気になっているか、病気になりかけている。つまり、棺桶に片足を突っ込んでいるか、死んでいるのだ。その上、この国の若者はそのような行動に興味がない。

彼らはずっとクールでずっと進んでいる。人種が異なっても、友人同士であり今では結婚する人も多くなっている。暴力などのばかげたことに時間を費やす暇はないのだ。それに今の政党を見てみれば、さまざま人種が入り混じっている。さらに、この前の選挙はとても平和的で争いの気配もなかった。

ただ彼女は、一言ただし書きを付け加えている。

間違っているかもしれないと分かって、私は言っているのだ。

暴行が起きたのは、すでに新大統領が就任宣誓を終えた後だった。「野党連合APNUの支援者が、必要な許可を得ずにブリックダムをデモ行進したのに対して、警察がゴム弾と催涙弾を発砲した」事件を、ブロガーらが昨日取り上げた。Demerara Wavesは、何が起きたのかをこの記事で説明している。一方Live in Guyanaは、この衝突に関する警察の公式声明をこの投稿に再掲している。

Barbados Undergroundは団結の印として、ガイアナ労働組合会議の書記長リンカーン・ルイスが同団体へ送ったメッセージを再掲した。

2011年12月6日は新たな暗い1日としてガイアナ史に刻まれた。この日はドナルド・ラモター氏が「平和と統一」の国を約束してから1週間も経っていない。

この国は、反対意見と国民の権利に対して、非人道的かつ露骨に不寛容である。ガイアナは前進していないどころか、社会経済はどん底のままで腐敗した政治を続けている。この状態は人間の欲深さ、抑圧的な支配、時代遅れの政治システムからもたらされた。私たちが望む平和的な共存と発展にはふさわしくない体制だ。

このデモ行進を違法だという見解を持っているため、国民に銃を向けた警察を信頼するという人たちに、(感覚としてまたは事実として)何が違法行為なのかを知らしめよう。罪と罰の判定を下すのは法廷であって、国民を撃つことで裁こうとする警察ではない。

このような政治的不寛容は今の現代社会において受け入れられない。このことは、世界がこの事件に対し意見を発信すると同時に、ガイアナ人が甘受せざるえないことを象徴している。

ガイアナのブロガーがこの問題について語り出すかどうかはまだわからない。そのほとんどが今のところ沈黙を守っている。

この記事の校正はAyako TeramotoKanako Hasegawaが担当しました。

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