最新の記事 Minako Enomoto
善意に満ちたインターネットの世界で―イーサン・ザッカーマンへのインタビュー(2)
「興味深く新しいソーシャルメディアの構築に努めている人々の実例に目を向けなければなりません。(中略)すでにある現実社会に立脚している人たちが望ましいでしょう。」(インタビューより)
インターネットで拓く 新時代のグローバルな繋がり―イーサン・ザッカーマンへのインタビュー(1)
インターネットを使って、グローバル・ノースとグローバル・サウスの間に橋を架けられるのではないか?2004年、グローバル・ボイスの創立者はそう思索していた。
トルコで相次ぐ自然災害 山火事、干ばつ、洪水、将来は地震の可能性も
昨今の自然災害と政府の対応の弱さから、多くの人々が疑問に感じていることがある。将来イスタンブールで起きるかもしれない地震という最悪の災害に、政府は対応する準備が出来ているのだろうか。
コロナ下のキルギスで教育に遅れ 情報格差が障壁に
キルギス政府はインターネットやテレビ放送を通じた教育を試みているが、生徒側も教師側も、インターネットへの接続や各種デバイスの利用が難しいという問題を抱えている。
ウクライナ東部の魅力を伝えたい ポッドキャストで配信する、紛争からよみがえった街の姿
ニカ・ペレペリッツァにとって、地元スラビャンスクは単なる悲劇の町ではない。多様なカルチャーと可能性に満ちた場所だ。外部からはとかく暗いイメージを持たれがちなウクライナ東部の魅力を伝えるため、彼女はポッドキャスト番組を制作している。
政治危機が高まる中、ベラルーシ初の原子力発電所は運転を開始する
2020年11月、ベラルーシ初の原発が鳴り物入りで運転を開始した。ベラルーシはチェルノブイリで大きな被害を受けた国である。政府は原発の先行きを楽観視しているが、国内では様々な声が上がっている。
北マケドニアに恋して ポーランドへ向けて発信する旅ブロガー
「バルカンは火薬庫ではなく、ワインの樽。私はこれからも、ポーランドの人々へ伝えつづけていきます」
過去を「学習棄却」せよ バルカン史研究者、キース・ブラウン教授へのインタビュー
「クリティカル・シンキングによって、(中略)我々が囚われていた幻想からも解放されます。幻想とは、過去の人物が自身の将来にそびえるナショナリズムの観点から想像した、彼ら自身のアイデンティティのことです」
独立記念日に寄せて ベリーズの歩みと植民地時代のなごり
祖母は、黒人でありつつ英国王室に愛着を感じていた。私にアフリカン・ディアスポラの特有性と複雑性をいくらか教えてくれた、最初の存在だった。
スコピエ地震から半世紀。2019年、ポーランドの建築・芸術的貢献の記憶が蘇る
1963年にスコピエで発生した地震の後、ポーランドの芸術家らは、連帯の気持ちを込めてこの街に芸術作品を贈った。2019年、これらの作品を展示した展覧会がポーランドで開かれ、地震の追悼式典はより一層意義深いものとなった。