世界人権デーに台湾マスメディアの第1面を賑わせたのは、二大政党の政治的争いだった。政治家たちは自分たちの政治的競争のために「民主主義」や「自由」といった言葉をむだに使う一方、恵まれない人びとの基本的権利をないがしろにしている。GVO台湾チームは、いくつかの重大な人権問題を取り上げることにする。まず始めに、2年に1度行われる台湾の移住労働者集会について紹介しよう。
写真:RCAN
ささやかなアピール
ここ15年間で、台湾の多くの労働集約的産業では東南アジアからの移住労働者が重要な人的資源となってきた。これらの労働者の健康や安全、さらには生命までもが危険にさられているにもかかわらず、彼らの権利は多くの場合ないがしろにされている。さらには、台湾社会において「外国人」であること、そして周縁化された労働者であることで二重苦を負っている。
写真:RCAN
台湾国際労工協会(MENT)は世界人権デー前日の12月9日、移住労働者が自分たちの権利のために闘う集会を呼びかけた。この集会には、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム出身の移住労働者や地元のNGOが集結した。ルートには台北の大通りが含まれ、参加者は「休みが欲しい!」と叫び基本的権利へのアピールし、通行人の注意を引いた。彼らは台湾国民に向けて、この「現代的な」社会でいまだに休みもなしに長時間の労働を強いられている人びとがいるのだという事実に気づいくよう求めた。
移住労働者のストリートパフォーマンス, 写真:bad mouth
看護や介護などの家庭内労働部門では、160,000人の移住労働者が働いている。しかし、彼らは台湾の基本的労働保護法である労働基準法からは除外されていて、休暇や残業代などの権利はまったくない。TIWAのメンバーである陳秀蓮とFoolFitzは、脱走した2人の移住労働者についての話を書いている。この移住労働者たちは、法的保護もなく雇主から不当に扱われいた。
陳氏は、移住労働者の恵まれない台湾家族への貢献について注目している:
因為被排除於勞基法的適用範圍,外籍家庭類勞工沒有任何法令的保護,來到台灣只能碰運氣,運氣好的遇到好僱主,運氣不好只能在惡劣的勞動條件中,為了生存 而奮鬥。台灣人對這些來台工作的外勞,常常用:「她們都是來賺台灣的錢」帶過。這句話掩蓋了太多的東西,她們來台灣其實撐起了兩個家庭,一個是她們母國的 原生家庭;一個是僱用她們的台灣家庭。如果不是她們願意以極低的薪資,負擔起全年無休的照顧工作,彌補了台灣社會福利漏洞,替台灣人照顧臥病在床、行動不 便的家人,讓他們能出去工作養家,不知道有多少弱勢家庭會垮掉。在一次訪談中,一位聘請家庭看護工的僱主告訴我,如果不是有外勞幫她,她會帶著她的母親一 起去自殺。
新しい移住民やジェンダー/セクシャリティー権利のNGOも移住労働者を支援 写真:vc2401
台湾の当局はそれでも、何の社会扶助を支給することもなしに、老人や障害者の在宅介護の負担をすべて家族や移住民ヘルパーに任せている。MOIは、長期の在宅介護から離れ休みが必要な家族に「休息介護」を提供している。しかし、移住民のヘルパーがいる家族は、この休息サービスの対象外になっている。そのため、移住労働者が休日や仕事の合間の休暇をとれるようなことはない。
MENTはMOIに対し、5つの提案を提示し在宅介護の規定を修正を求めている:
- 在宅介護業界で働いている移住労働者は、労働法で守られるべきである。
- 移住労働者雇用の民営斡旋業を廃止し、国と国での直接契約を適用させる。
- 移住労働者は雇主を変える権利がある
- 労働年数制約を取り消す
- 組合結成の権利を尊重する
写真:coolloud
車いすに乗った2人の雇用者も、移住労働者への支援と感謝を表すために集会に参加した。彼らの移住労働者と一緒に、家族の様にステージでポピュラーソングを歌った。
これがPeoPo上に掲載された集会のビデオクリップだ。
“>Benla はこの様に意見を書いている:
坐在輪椅上的是兩位身體不方便的朋友,他們是雇主,但,支持移工們要有休假的權利。我不曉得有多少台灣的朋友會有同樣的想法,但,我相信許多僱主可能並不知道規範家庭看護工的法令並不合理,因為,僱主自己對勞動法令恐怕也是相當陌生。 我想告訴移工朋友:謝謝你們,要感謝的,並不是因為妳們幫忙分擔了台灣許許多多的家庭負擔,或者,成了台灣經濟奇蹟的另一群無名英雄,而是,你們讓我們看清了自己,看清了自己的傲慢與不足,因為你們,讓我們反省,讓我們成長。 感謝,我們還在學習,我們會更努力。
細長い紙に皆で署名, 写真:RCAN と coolloud
この記事はもともと中国語でFoolfitzが書き、nairobiにより英語へ翻訳されました。Foolfitzとnairobiは、ともにGV中国語の献身的なメンバーです。
投稿者:Portnoy