Hanako Tokita

東京在住。カナダの大学で地理・地学を学んだものの、まったく関係のないことをしながら大学職員として働き、都内某所でへたっぴなアイスホッケーをして日頃のうっぷんを晴らす生活を送る。ただいま人生の仕分け中。反復運動過多損傷(RSI)に悩む。きのこと地層好き。

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最新の記事 Hanako Tokita

イエメン:サレハ退陣求め反政府デモ

首都サヌアでは数千人のイエメン市民が、30年以上政権の座にあるアリ・アブドラ・サレハ大統領の退陣を求め、抗議活動をおこなっている。イエメンでの抗議行動は、エジプトで30年続くホスニ・ムバラク政権の終焉を求める大規模デモと重なり、さらに、ゼイン・エル・アビディン・ベンアリ大統領とその家族が23年間圧政を敷いた後に国を逃れることとなったチュニジアでの民衆蜂起に続くものだ。

コスプレ in 南米!

コスプレは、コスチュームやアクセサリーで漫画やアニメ、テレビゲームに登場するお気に入りのキャラクターに扮する自己表現。コスプレファンは世界中に存在し、南米も例外ではない。コスプレヤーの情熱は、彼らの手の込んだコスチュームだけではなく、彼らのコスプレを広めることへの関心や、個人のブログやフェイスブック、Flickrやツイッターなどを通じて自分の経験を共有しようというところにも見られる。

チュニジア:GV寄稿者Slim Amamou逮捕される

GV アドボカシー  2011/01/17

活動家でGV Advocacyの寄稿者のblogger Slim Amamou氏が、1月6日午後1時ごろ逮捕された。現在の時点では、彼の友人や同僚も彼からの知らせを受けておらず、彼の逮捕をめぐる正確な状況は分かっていない。彼は車の点検が終わった後、職場へ向かった。

ナイジェリア:活動家ケン・サロ・ウィワの処刑から15年

15年前の11月10日、著名な活動家でナイジェリアの石油産業の厳しい批評家ケン・サロ・ウィワが、他8人の同僚とともに処刑された。サロ・ウィワは、石油産業により壊滅的な被害を受けたニジェール・デルタのための非暴力的活動で世界中に知られていた。多くのナイジェリア人にとって彼はヒーロだった。そして、彼の処刑は、悪名高いサニ・アバチャの独裁的政権とロイヤル・ダッチ・シェル社の活動に対する国際社会の怒りを呼んだ。

カナダ:先住民と資源開発

  2010/12/06

北米の先住民族は、途上国の人びとと同様の課題を多く抱えている。多くの場合彼らの領地は、天然資源が豊富なのにも関わらず貧困が蔓延。国全体としての人間開発指数が世界4位のカナダでも、先住民の置かれた状況は途上国レベルだ。最近の資源開発についての議論をめぐって、ブロガーの意見を紹介する。

ブータン:クルと女性運動

  2010/11/30

ブータンの女性は、最近になり伝統的に男性中心のスポーツだったクル (ダーツ競技)に参加するようになったことで、思いもよらぬところで初めてちょっとした女性運動の議論を呼んでいる。現在まで、伝統的なスポーツへの参加は男性にだけに限られてきた。最近になり女性がこの領域に踏み込んできたことが、世界中の女性にはおなじみの男性優越主義を呼び起こしたようだ。

北朝鮮/韓国:砲撃で死傷者、ツイッター上の反応

  2010/11/24

北朝鮮が、韓国の西側国境近くにある延坪島(ヨンピョンド)に100発以上のロケット弾を撃ち込んだ。この砲撃で韓国海兵隊員2人が死亡、すくなくともその他12人が負傷し、建物から出火した。 韓国も応戦し、戦闘機を緊急発進させている。

韓国:大企業と人権の盲点

  2010/11/19

病院、刑務所、軍隊の3つは、一方が絶対的権力を持ち、人権侵害が頻繁に起こる場所だ。韓国では、人権の盲点がもうひとつある。大企業だ。これは大企業が消費者に対して、巨大な力を持っているからというのではない。彼らがその従業員そしてこれから従業員になる人びとに対する扱い方にある。彼らに渡る情報の多くは思慮なく扱われ、露骨な侮辱は面接過程においては当たり前だ。