世界で先住民族の問題に対する関心が高まる中で、英国の新聞ガーディアン紙とオブザーバー紙は、現在、先住民族を周縁化し非正当化する二つの表現の使用に関する新しいガイドラインを設けている。
「原始的民族」や「石器時代」といった言葉の使用に反対するキャンペーンが、サバイバル・インターナショナル(Survival International)の主導で行われている。「Stamp It Out(”撲滅しろ”の意味)」プロジェクトは、メディアの部族民に対する軽蔑的な表現に目を光らせ、ウェブサイト経由で編集者にハガキまたはEカードを送るよう、サポーターに呼びかけている。
Survival International Blogは、先住民族に関する報道をめぐる英国メディアでの議論について詳しく述べている:
[…]ガーディアンやオブザーバーは、改訂版スタイルガイドで「原始的」や「石器時代」といった言葉の使用に対する注意を喚起している。
「熱心な多神教論者」であるジェイソン・ピツル=ウォーターズ(Jason Pitzl-Waters)のブログ The Wild Hunt は、このように伝えている:
Here In The Cave of Wonderは、ピツル=ウォーターズのエントリーについてコメントし、こう書いている:
[…]
要するに、これらの言葉は何年も前に科学者や人類学者が科学的に正確ではないとしてはねつけた、19世紀の自文化中心主義・人間中心主義のようなものだ。