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インド:太陽光分野、政府の詐欺事件に巻き込まれる

インドのケーララ州では最近、太陽光エネルギー政策が起草された。その政策は個人用の太陽光設備に焦点をあてたものであり、エネルギーの不足する地域に朗報をもたらすと思われた。

しかし長くはないうちに、芽を出しかけていたケーララ州の太陽光エネルギー市場は、台無しにされることになった。政府官僚が関与する広範に及ぶ詐欺事件として論争になったのである。

2013年6月初旬、チェンガナおよびヴァタパラ村出身のSaritha S Nairと彼女のボーイフレンドであるBiju Radhakrishnanは逮捕された。報道によると、彼女とボーイフレンドはインドのあちこちで太陽光発電や風力発電に投資することを人々に約束し、それらの人々から数百万ルピーを稼いだという。二人の語り口はこうであった。太陽光と風力はエネルギーを生み出しエネルギー不足に苦しむタミルナードゥ州に売られる。そしてただちに利益になる。

報道によると、二人は被害者たちにある約束を取り交わすことでその企みに出資するように誘い出した。その約束とは、彼らは事業の共同所有者になり、事業収益の還元を受けるというものであった。NairとRadhakrishnanはチーム光再生エネルギーソリューションズ(コーチン、Chittoor road)という会社を経営していた。

彼らの逮捕の後、このスキャンダルは州政府に及んだ。ケーララ州の主任大臣Oommen Chandyの何人もの個人秘書たちが、ヴァタパラ村やRadhakrishnanへの接近が報告されるに従って解雇された。主任大臣も彼自身がRadhakrishnanに接触したことがあると認めた。しかし、彼自身は彼に対する数々の反対抗議にもかかわらず辞職することを拒んだ

Ucilia Wangはその企みについて調査し、技術ブログのギガオームに載せている。

この騒動の中心には詐欺師と呼ばれる二人がいる。報道によると、Biju RadhakrishnanとSaritha S. Nairは医者らをターゲットとして、安くソーラーパネルを設置する約束をもちかけた。彼らは金銭を手に入れるとすぐに電話の電源を切り、消息を絶とうとした。警察は二人を拘束した。何人かのケーララ州の州政府官僚は二人に協力したとして、それ以来告発が続いている

Solar Panels in Sadhana Forest community, Auroville, Tamil Nadu. Image from Flickr by Premsaagar Rose. CC BY-NC 2.0

タミルナードゥ州サダナ樹林の共同体オーロヴィルの太陽光パネル。Flickrより転載、Premasagar Rose撮影 CC BY-NC 2.0

ブロガーのNikhil Narayanan(@nikhilnarayanan)はあるニュース記事より引用して記した。その記事によると徒党は大きいという。

@nikhilnarayanan:連続番組の女優であるShalu Menonは、太陽光詐欺事件に関与していた。彼女は@oomen_chandyの息子および甥の両者と友人である。http://www.deshabhimani.com/newscontent.php?id=313982 …

 

Superfatman(@geophyraj)は記している。

@geophyraj: ケーララ州政府は一人の州政府従業者を停職にした。なぜなら、彼は太陽光パネルに関する政府の詐欺についての情報を共有していたからだ。ケーララ州は中国にあるのだろうか?

Superfatmanは、重大な詐欺事件が起きたために2013年に中国政府が太陽光施設への補助金計画を取り消すと約束したことに触れている

ケーララ州では、供給源が急速に枯渇しており、それにつれ既存の製造は縮小し、エネルギー事情は非常に厳しくなっている。野党代表のVS Achuthanandanはこれを認め、「(太陽光詐欺事件があったものの)太陽光エネルギーはエネルギー危機に苦しむ州において大きな可能性をもつという事実は変わらない。」と述べた。

Ucilia Wangはこの詐欺事件から学ぶべき教訓を示唆している。

クリーンなエネルギー利用を促すためには、太陽光設備に助成金を支給することが重要な道筋であると示されている。ヨーロッパやアメリカ合衆国そして日本における太陽光発電市場の成長が証拠を与えている。しかし、それらの投資は、設置者を統制する規則や、詐欺から消費者を守る規則とともになされなければならない。

校正:Izumi Mihashi