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江戸時代の妖怪「アマビエ」が復活、COVID-19と戦う

what is 'amabie'?

日本では空前の「アマビエ」ブーム。さて、アマビエとは?人気の「おめがシスターズ」がYouTubeチャンネルで説明

COVID-19の世界的影響に関しては、グローバル・ボイスの特集記事をご覧ください。

日本では、COVID-19への不透明感が高まる中、かつて封建時代に人気を博した親しみやすい超自然界の生きものが復活し、現代のソーシャルメディアでウイルスと戦っている。

2020年3月中旬、#Amabie(#アマビエ)は日本のツィッターで人気のハッシュタグとなった。人々は、200年前の江戸時代に誕生した妖怪と呼ばれる異世界の獣(アマビエ)の絵やそれを題材とした作品を次々とツイッターに投稿している。

amabie wikipedia

江戸時代の「アマビエ」の絵(公有)。 画像引用元:ウィキペディア

なんとなく野暮ったく、パッとしない長い髪の人魚のような容姿の「アマビエ」と呼ばれた「妖怪」は、江戸時代、現代のCOVID-19と同様の疫病から身を守るとされた。伝説によると、「アマビエ」の絵を描くと、疫病を防ぐことができるそうだ。

ツイッターでは、 人々は妖怪を描いた自作の絵にハッシュタグ#Amabie(#アマビエ)を付けて投稿し、この妖怪を復活させている。

誰もが「アマビエ」の絵を描くわけではない。 一部の人々は、「アマビエ」の姿をしたお守りを自作している。美術工芸専門の出版社「手作りタウン」のスタッフが始めたツイッター・スレッドでは、以下のような投稿を見ることができる。

毛糸で編んだ「アマビエ」も人気だ。

福井県で発行されている月刊誌『ふーぽ』でコラムを担当している「アマビエ」研究家で民俗学者の長野栄俊さんは、その伝統的魅力を次のように記述している。

一つの理由として、珍獣・幻獣の姿を「見る」と除災招福の御利益が得られるとする心性の存在が挙げられる。

舶来の象やラクダ、はたまた人魚を描いた摺物は”護符”としての機能も持ちあわせていた。見たり、貼り置いたりするだけで寿命が延び、悪事災難から逃れられると人々は考えたのである。

長野さんの説明によると、1858年の疫病流行時には、「猿に似た三本足の怪獣」を描いた摺物(すりもの)がコレラ除けとして 江戸中で売り歩かれたそうだ。

人々はツイッターに「アマビエ」の画像を投稿し続けている。 ハッシュタグ#アマビエをフォローすると、さらに多くの作品を見ることができる。

「アマビエ」は様々なメディアに登場している。以下のビデオでは、アメビエの絵姿を日本の伝統的な印鑑に彫る篆刻家(てんこくか)を紹介している。

訳注:新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、厚生労働省は4月13日までに、疫病を払うとされる妖怪「アマビエ」を描いた若者向けの啓発用アイコンをホームページ上で公開した。

校正:Masato Kaneko

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