最新の記事 Yoko Higuchi
綱渡りの日々―ガザの「幸運な」日常
「爆撃音が鳴り響き、ラジオがニュースを伝える中、私はどうにかして眠ろうとする。少しずつ瞼が重くなる。ようやく睡魔に負けて、私はとろとろと眠りに落ちる」(本文より)
カンボジア グローバル・ボイスの提携メディア「VOD (ボイス・オブ・デモクラシー) 」が閉鎖に
グローバル・ボイスと2019年以来、記事共有の合意を結んでいるカンボジアの独立メディアが、選挙を前に強制的に閉鎖された。
「東洋の真珠」写真で見る100年前のカンボジア
フランス国立海外文書館が所蔵資料を電子化した。本記事ではその中から、植民地時代のカンボジアの様子を伝える写真を紹介する。
「これからも歌い続ける」 扇動罪で収監されていたカンボジアのミュージシャンが出所
「僕は自分の国についての曲を書いて歌うことを、やめるつもりはありません。自分の歌を通じて、この国を大事にする気持ちを忘れないように、人々に伝え続けるつもりです」 (本文より)
ジョージ・フロイド事件について、または私のおかした過ちについて
「叔父たちが黒人の異様な容姿や怠け癖、愚かさ、野蛮さを挙げてひどくこきおろしていたとき、私はいつも黙って我慢していた」 (本文より) ――インド系カリブ人女性が、悔悟の念と連帯の思いを綴る。
写真ブログ「ストーリーズ・オブ・ネパール」が伝える、人々の物語
「一枚の写真は千の言葉を語りうるものではあるが、ほんの少しの言葉が、写真の語る物語に変化をもたらすことがある」――ネパールのカメラマンが集めた、人々の物語。
「奴隷に対する処罰方法」を問う歴史の宿題が物議を醸す ジャマイカ
「もしこれが第二次世界大戦に関することだったら、ナチスドイツの立場に立って、ユダヤ人を絶滅させる方法を提案せよという課題が出されたのだろうか」
カンボジア : 「魚の網は今日も空っぽ」水上生活を送る若い親たちの苦悩
チャム族の人々は、川べりで魚を取って暮らす生活を4000年来続けてきた。しかし今、子どもを抱えた若い世代にとって水上生活は不安の連続だ。
コロンビア : 「ゲリラの生活が好きだった」元FARC兵士の女性が語る
シオマラが銃を取りFARC (コロンビア革命軍) に加わったのは14歳のときだった。FARCを去った何千もの女性同様、シオマラはゲリラで過ごした日々の記憶と折り合いをつけようと模索している。
アルゼンチン : 30年前に秘密刑務所で書かれた詩が公開される 情報提供を呼びかけるキャンペーンも
「日が昇るのを待っている / すべての子どもたちのために / あなた方すべてのために 私たちは歩み続ける」――軍事独裁政権時代に収監されていた人々がひそかに書いていた詩が初めて公開された。