記事 労働
カンボジア : 「魚の網は今日も空っぽ」水上生活を送る若い親たちの苦悩
チャム族の人々は、川べりで魚を取って暮らす生活を4000年来続けてきた。しかし今、子どもを抱えた若い世代にとって水上生活は不安の連続だ。
ヨルダン : 大卒失業者の苦悩と挫折、「我が国の教育制度は私たちの期待を裏切った」
「もしも私が卒業したら…より良い生活ができる。」と信じていた卒業生には「現在も学生の頃と同じ給料を稼いでいる。」という厳しい現実があった。
モザンビーク ごみ集積場で崩落事故 16名が死亡 誰が責任を負うのか
堆積したごみの山が崩落するという最悪の事態が生じてしまったのだから、当局はつべこべ言わずフーレン廃棄物処分場閉鎖措置を至急取る必要がある。
ルーマニア:家族概念を画する道のり
親が外国で出稼ぎするために、残される子どもたちの数は増加の一途をたどる。経済的圧力も重なり、ルーマニアでは家族概念を考え直す動きが出始めている。
高層ビルの窓拭きは誰の仕事? 香港政府の待遇改善策に雇用主側が反発
香港では家政婦が高層ビルの窓拭き中に転落死する事件が相次いでいる。高層ビルの窓掃除は誰の仕事なのか。
シンガポール:私たちの声を聞いて 外国人家事労働者の心の叫び
「私は心に傷を負い、おびえ、悲しみに暮れました。私は善意に基づいてシンガポールに働きに来ましたから、なぜひどい扱いを受けたのか理解できません」
マケドニア:道いっぱいの靴が語る、人口の国外流出問題
マケドニアでは、厳しい貧困や政治的要因を背景に、国民の国外流出が大きな問題となっている。今年2月、国民は愛する者が残した靴を政府庁舎前に並べ、政府への抗議の意を示した。
「国際ゴミ拾い人デー」に、労働環境改善を訴えるラテンアメリカのリサイクル労働者たち
不用品を回収しリサイクルするゴミ拾い人たち。彼らは雇用を生み、また自治体のごみ処理費用を削減するなど、社会に貢献している。
ザムザム・コーラは友好の印! イランとサウジ、緊張が続く両国の今
イラン製ザムザム・コーラは以前、サウジアラビアでも大人気だった。しかし国交を断絶した両国の緊張が続く中、イラン製品の不買運動が起こっている。
ブラジル:クラウドファンディングでレストラン開業を目指すシリア難民
シリア難民のタラル・アル・ティナウィはブラジルで夢を 手に入れようとしている。クラウドファンディングという新たな方法でレストランを開き、地元サンパウロの仲間とともにシリア・レバノン料理を楽しみたいと考えている。