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ガーナにまともな暮らしを―経済政策に抗議する国民たち

Photo by Victoria Okeye.

#OccupyFlagStaffHouse(「大統領府を占拠せよ」)デモに参加するガーナ国民。撮影Victoria Okoye 写真は許可を得て使用

ガーナ国民が大統領府の近くに集まり#OccypyFlagStaffHouse(「大統領府を占拠せよ」)と銘打った抗議行動を実施。国に蔓延する腐敗やひどい経済状況を批判して政府に対策をせまった。

平和的なデモ行進は、呼びかけからわずか4日間で組織され、2014年7月1日に始まった。この日は、ガーナが英国から独立後、共和制へ移行してから54周年を記念する祭日である。(訳注:ガーナ独立は1957年3月で当初は英国連邦王国だった。OccupyGhana(ガーナを占拠せよ)と題した呼びかけは、6月28日にフェイスブック上で行われ、7月1日には3000人のフォロワーが支持を表明した。現在、支持者は6000人を超えている。

このデモが起きる前から、国民は政府に不満を持っていた。いったん厳しくした外貨に関する規制を先月緩和するという施策の混乱で、ガーナの通貨セディの価値が急落したことに加え、燃料不足が起きたことが原因だ。約1週間にわたってスタンドにガソリンを求める長い行列ができた。

不満の声が噴出したきっかけは、ワールドカップ、対ポルトガル戦のときのどたばた劇だ。伝えられるところによると、政府はワールドカップ前、ガーナ・ブラック・スターズ(ガーナ代表チーム)に出場料300万ドルが届いたのが試合直前で、しかも現金だったという。試合は敗北。選手たちは、もし試合前に金を受け取れなければストライキを起こすと脅した。この出来事のあと人々は、政府は庶民のことなど気にかけていないと感じるようになり、その感情はラジオやテレビ、ソーシャルメディア上で怒りを露わにするほどエスカレートしている。

抗議行動を翌日に控えた30日には、「ガーナを占拠せよ」というグループが、政府に対する不満と自らの主張をフェイスブックに投稿した。6月29日の書き込みはこのようなものだ。

This evening I saw police pickups even loading and stockpiling fuel.

I saw the faces of taxi drivers who are doing work and pay and need to pay off loans struggling for fuel.

I saw anxious workers who leave for work at 5am and return at 8pm but get paid pittance for their Labour anxiously waiting in queues with gallons.

Then I saw the elderly couple with kids abroad who need fuel for daddy to go for the checkup, wondering where it all went wrong,

The bread sellers, beans sellers, kofi broke man sellers who couldn't get taxis to carry their wares, those who need every present they make to survive,

Then I saw people like you and I, the Facebookers, the tooknown young middle classers, who greet our poor neighbors every morning with a wave and a condescending how are you? Now anxious about how you can buy fuel, or pay for that mortgage, or service that car loan…

今夜、私は見た。警官が、薄めたり貯めておいたガソリンでさえ使っているところを。
私は見た。仕事をし、ガソリン代を捻出しながらローンを返済しなければならないタクシードライバーの顔を。
私は見た。不安げな顔でガソリンを買うための列に並ぶ労働者たちを。彼らは朝5時に仕事に出発し、家に帰るのは夜8時だが、その報酬はわずかでしかない。
それから、こんな老夫婦も見た。どうしてこんなことになったのかと考えている。家の外では子どもたちが、健康診断に行かなければならないパパのためにガソリンを必要としている。
パン売りも豆売りも、安価な果実チップスを売る人も、商品を運ぶためのタクシーを使う余裕がない。彼らは、自分たちが作る物はなんでも、生き残るために必要なのだ。
それからあなたや私のような人々、フェイスブックをやっている人々も見た。何でも知っているつもりになっている中産階級の若者たちが、貧しい私たちの仲間に手を振りながら、見下したように「元気かい?」と毎朝声をかける様子も見てきた。だけど今やみんなが、どうやって燃料を買おうか、住宅ローンや車のローンはどう払ったものかという不安を抱えている・・・

米国を拠点に活躍するガーナ人ラッパーの @BlitzAmbassador(ブリッツ ジ アンバサダー)がツイ―トを投稿。彼には1万9000人のフォロワーがいる。

もしガーナにテレポートできたら…#OccupyFlagStaffHouse みんな政権の失敗に疲れ切ってるよな。

CNNアフリカン・ラジオ・ジャーナリスト賞受賞者の。@Annyosabuteyは抗議者の写真をシェアした

大統領府占拠デモの様子。うまく雰囲気を伝えている。

デモの後、ジョン・ドラマニ・マハマ大統領はツイッタ―で、不満に耳をふさぐようなことはしないと述べ、民衆を安心させようとした。

リーダーにとって最も大切なことのひとつは、耳を傾ける能力だということを私は忘れたことがない。

事態は改善することを保証したい。誇りを持って後世に伝えられる国を作るのだ。

これが祖国だ。私たちみんなの家だ。ここですべてのガーナ人が尊厳と誇りを持って暮らし、働き、家庭を築く権利がある。

いい意見だ。しかし、真の事態の改善とは―ツイッタ―上ではなく―大統領が実際に市民の声を聞くことだ。