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東南アジア:危険すぎる!課題山積の公共交通機関

Despite Thai laws requiring mandatory wearing of crash helmets, both rider and passenger appears to flout the law. Photo by Matthew Richards, Copyright @Demotix (10/6/2012)

タイでは法律でヘルメットの着用を義務付けているが、ライダー、同乗者ともこれを無視しているようだ。
撮影Matthew Richards 著作権 @Demotix (10/6/2012)

グローバルボイスでは2014年12月初め、ネット上に拡散された一枚の写真を 取り上げた。 写っているのは、ヘルメットを着用せずに、子供を抱えながらスクーターを運転するベトナム人女性だ。この写真に寄せられたコメントの中には、ベトナムの道路事情を表している、というものもあった。確かに、ハノイだけではなく、ほかのベトナムの都市でもヘルメットを着用せずに小型オートバイを運転しているライダーをよく見かける。 

しかし、このような光景はベトナムに限られたものではない。東南アジアのほかの都市を訪れると、同様の交通安全違反を目撃することがある。

上記写真には、ヘルメットを着けずに小型オートバイを運転する、また別のライダーが写っているが、これが撮影されたのはタイだ。

一般市民の安全を守るためには、道路交通法を厳密に施行することが必要だ。だが、しばしば目にするのは、命を奪いかねない危険な乗り物を利用している、子どもを含む住民の姿である。彼らを見て思い起こすのは、多くの東南アジア諸国の不適切かつ非効率的な 輸送システムだ。 以下写真参照。

Thai schoolchildren pictured as they ride home on the roof of a crowded truck. Photo by Matthew Richards, Copyright @Demotix (7/18/2013)

タイ。学生たちは満員のトラックの屋根に乗り家路につく。
撮影Matthew Richards 著作権 @Demotix (7/18/2013)

カンボジア。旅をして回るのはかなりの労力を要するかもしれない。特に北東部。 

Photo from @billherod

写真 @billherod

インドネシア。ラッシュアワー時の列車は、乗客であふれることがある。

Train passengers in Jakarta sit on the roof carriage, side windows and between carriages. Photo by wisnu agung prasetyo, Copyright @Demotix, (9/29/2010)

ジャカルタ。乗客は車両の屋根、両サイドの窓、車両と車両の間にまで乗り込む。
撮影wisnu agung prasetyo 著作権 @Demotix, (9/29/2010)

フィリピン。どんなに超満員でも、ジープニーは人と物を運ぶ。(訳注:ジープニーとは、フィリピンで使われている、ジープを改造した小型乗り合い自動車。)

このジープニーは悲鳴をあげているわ……。

通信社の記者Jason Szepは、ミャンマーで旧式の輸送システムの 原因を探っている 。

Most vehicles, for instance, are right-hand drive, a throwback to British colonialism. Yet the roads are right-hand traffic, similar to the American system, reducing visibility and keeping drivers on perpetual alert.

例えば、ミャンマーの自動車の多くは右ハンドルです。これは英国による植民地支配の名残です。しかし、道路は米国と同じように右側通行なのです。つまり、右ハンドル車で右側通行というシステムが運転中の視界を狭くし、ドライバーを常に警戒状態においているのです。

東南アジア諸国は、2015年に迎えるASEAN経済統合へ向けた取り組みを進めている。それにともない、国内の輸送サービスも徹底的に見直す必要がある。なぜなら、輸送サービスの整備が各国の成長と生産性を押し上げ、そして何より重要な、自国民の安全を守ることにつながるからである。

最新情報: 2012年、ジャカルタでは乗客が列車の屋根に乗ることを阻止するために、コンクリート製のボールを設置した。(訳注:「ゴールボール」という直径約10cmのコンクリートボールをアーチ状の鉄製の枠に12個吊り下げ線路に設置。列車の屋根とボールの隙間は約25cm。屋根に乗客が乗ればぶつかることは避けられず、上るのはほぼ不可能。)