Rachel & Jun(レイチェル・アンド・ジュン)は、見た人が思わず引き込まれてしまう人気チャンネルだ。
Rachel & Junは、ツイッターやフェイスブックでは何万ものフォロワーを獲得し、またYouTubeの動画は1つにつき何百万回と再生されている。彼らの動画を見れば日本に関する疑問はほぼ全て解決してくれるということで、ネットの世界で人気チャンネルとして認められているのだ。
日本人が考えるぽっちゃりの基準 や 日本人と付き合う方法 、さらには、日本での家の買い方といったものを題材にした動画が人気だ。
日本の文化や日本に関することについて動画を作る際に、楽しく気軽に見てもらえるように構成する一方で、日本の生活においての独自の見識も取り入れるようにしている。
人気作品の1つに「Black in Japan(日本にいる黒人)」というドキュメンタリー作品がある。
ドキュメンタリーは、2時間にわたり日本在住の黒人8人が日本で経験したことを紹介している。
インタビューに応じてくれた彼らは、外国人の日本での生活と黒人の日本での生活を比較しながら話してくれた。また、彼らのほとんどがアメリカ出身であり、母国での生活と日本での生活と比べてどこが違うか、時に日本の方が良い点も交えながら語っている。
ジャパンタイムズのコラムニストで 横浜在住のブロガーでもある、バイエ・マクニール はこのドキュメンタリーを見た後、次のようにコメントした。
About this video, I will say this though: the black male experience in Japan is vastly different from the black female experience (as is the case in the US and other places as well…notice the vast majority of cop shootings are of black males…we are truly the endangered species there and the walking threat here–in the eyes of some).
[…] The VAST majority of black people in Japan ARE males! I would have liked to hear from more men. (The two […] gave a bit of how intense it gets here in Japan with the fear / ignorance-induced behaviour of J-folk. And that gave the video an applaud-worthy balanced perspective.
Overall, this is by far the BEST video representation of the black experience in Japan I’ve seen to date […]
このビデオについて、僕はこう思う。黒人男性が日本に住むことは、黒人女性が日本に住むこととはあまりにも違う(日本だけでなくアメリカでも他の国でも同じだが。[中略]警察によって射殺されるのは圧倒的に黒人男性が多い。[中略]僕たちはアメリカでは絶滅を危惧され、日本では歩いているだけなのにおびえた目で見られる)。
[中略]日本にいる黒人の圧倒的多数は男性だ!もっと大勢の男性の意見が聞きたかった。日本人の恐怖や無知から来る行動によって、事態がいかに悪化するかを、2人の男性が[中略]多少なりとも語っている。彼らの意見が入ったことで、見事にバランスが取れた作品になった。
つまり、僕が知る限り、黒人の日本での体験をうまく表現した今までにない最高のドキュメンタリーだ[中略]
マクニールはジャパンタイムズで「ブラック・アイ」 というコラムを担当しており、最近そのコラムの中で 日本人男性と結婚した黒人女性に関する記事を連載していた。