
The Better India's video reportからのスクリーンショット、YouTubeで視聴可
2002年、インド政府は、環境を守るためと下水のスムーズな流れを維持するためにビニール袋の使用を禁止した。禁止条項が施行されても問題は残るが、明るい兆候が認められた。一方、プラスチック袋には焦点をあてられたが、その他の増加し続けるプラスチックボトルや包装用ラップなどはほとんど無視されてきた。
インドのコーチでは、駅長と職員たちが何とかしようと立ち上がった。――乗客たちが線路にポイと捨てっていったペットボトルを植木鉢に変えたのだ。
RT RailMinIndia “RT AnilMatt00: Great innovation by RailMinIndia at Aluva Railway Station in kerala – waste bottle… pic.twitter.com/5XUdcZcmVm“
— KnowUrGov.com (@namo_updates) September 24, 2015
ケーララ州のアル―バ鉄道駅による素晴らしい新活用法だ。――捨てられたペ
ットボトルが吊り下げ型フラワーポットに変身
ペットボトル、使い捨てコップ、空になった飲用水パック、プラスチックシートなどはインド中どこに行っても、常に空き地や公共の場所に捨てられている。中央汚染管理委員会によると、インドの首都単独で、1日に集まるプラスチックごみ(15,342トン)の40パーセント(6,137トン)は収集されず、街中に散らばっているとのことだ。インドでは、毎年560万トンものプラスチックごみが排出される。国民はまるでその上に生活しているようなものだ。これを解決するには、各方面からの視点に立ったたゆまぬ努力が必要だ。
コーチのアルバ駅では、このゴミ問題に対して、私たちはどのように行動することができるのかという例を示してくれている。
上のビデオによると、そのアイデアは駅長のバラクリッシュナンさんと彼の部下のモハンさんとインドゥさんによって実現された。これらのボトルは飾りというだけではない。人々がうっかり線路に飛び出してくるのを防ぐバリケードの役割をしているのだ。ネハ・ベンカタッシュさんは、Facebookにこう書いた。
The most critical impact of this simple intervention blew me away: often, people used to cross railway tracks and that had led to an unprecented increase in rail accidents; these plants don't leave much space for people to cross through, thereby encouraging them to use the foot over bridge to cross over to another platform.
この防御柵はシンプルではあるが、その目を見張るべき効果に私は驚いた。これまで線路横断が常態化し、それが思いもしないほどの鉄道事故の増加を引き起こしていた。だが、この防護柵のおかげで線路横断がなくなったのだ。この柵の間隔は、人が通り抜けるには少し狭くできている。そのため、反対側のプラットホームへ渡ろうとする人々は、線路横断をやめ跨線橋を利用するようになったのだ。
この創造的なペットボトルのリサイクルは、インドの増加し続けるプラスチックごみの更なる画期的な処分方法考案の刺激となるだろう。