探索するべき音の世界がある。オランダのあるオンラインプロジェクトがその探索を可能にしている。
2016年後半以降、Radio Garden は、世界中で増え続ける放送と視聴者を繋げている。
選局は下の動画で説明している通りごく簡単である。対話型の地図上に様々な町が緑色の点で示されている。その点をクリックすると目的の地点のラジオ局が選局される。トンガからのニュースストリーミング配信に偶然出会うかもしれない。深夜のイランの視聴者を眠りに誘う伝統曲かもしれない。または、シリアの都市のアレッポで流し続けている数少ないラジオ局の一つの放送かもれれない。
他の特筆すべき機能として、国の伝統音楽と歴史的な放送を紹介する「History」(歴史)機能、コマーシャルを意味する名前の通り町の象徴的なラジオコマーシャルを流す「Jingles」欄、人々が地域のラジオに参加したことを直接語る「Story」(ストーリ)オプションがある。繰り返しになるが、このいずれの機能を使っても、視聴者は台湾の首都台北であれ、地球の裏側のオーストラリアの大都市シドニーであれ、世界中どこでも自分の好きな場所と繋がることができる。
実際の Radio.Garden (Radio Garden のウェブサイト)を紹介している YouTube のビデオはこちら。
Radio Garden プロジェクト構想は、マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルクのゴーロ・ファーマー氏の監督の下、オランダのサウンド・映像協会(the Institute for Sound and Vision)の主導で立案された。この構想の具体化に当たっては、オランダ国内の2つのウェブデザイン会社スタジオ・パーキー(Studio Puckey)とモニカー(Moniker)の専門知識に頼る必要があった。両社は、構想の実現には国境などの境界線や都市名のない地球規模の地図を利用するのが最良であると考えた。
Radio Garden が初めて運営を開始すると、 ソーシャルメディア上にこのシステムに関して各方面から様々な注目が集まった。ウェブデザイナーの一人のジョナサン・パーキー氏はガーディアン紙に、Radio Garden について議論を見て、うれしい驚きだったと語った。
ソーシャルニュースサイトのReddit上で、Radio Gardenについて実に好意的な話し合いが展開されました。初めてのラジオ体験や第二次世界大戦中に放送局で働いた祖父母の話をする人たちが登場したのです。
Radio Garden の Facebook ページもまた、励ましとサポートの言葉で満ちており、様々な視聴者から賛辞のレビューがきている。
ウェブサイトの Radio.Garden 以外にも、Radio Garden は iPhone と Android アプリがあり、スマートフォンがスリープやアイドル状態の場合でも、ユーザが選んだ放送局を好きな時に聞くことができる。