
ギアニ・マイヤ・セン クスンダ語を自由に話せる2人の内の1人 フェリックス・ゲートカ制作動画のスクリーンショット
ネパールで絶滅の危機にさらされている言語の一つとされるクスンダ語の辞書を兼ねた本が新たに出版された。この出版により、人知れず消えていきそうな言語を消滅から救うことができそうである。クスンダ語は世界中のいずれの話し言葉とも明確な関連性を持たない孤立した言語であり、以前から言語学者はこの言語の起源を突き止めかねていた。
पाँच वर्षको प्रयासपछि तयार भयो कुसुण्डा भाषाको शब्दकोष
Gyani Maiya Sen is one of the two fluent Kusunda language speakers. Screenshot from a video by Felix Gaedtke.cZv”>https://t.co/OFcXajCcZv pic.twitter.com/g6mt1fOejq
— Thaha Khabar (@ThahaKhabar) July 30, 2017
It took five years of effort to compile the Kusunda dictionary
5年間の骨折りでクスンダ語辞書の編纂が完了した。
2011年の国勢調査によると、
今回出版されたクスンダ語辞書の編者ウデイ・ラジ・

クスンダ語について記述した書籍の外装 使用許可済
バン・ラジャ(森の王)と言われるクスンダ人は、ネパール中央部および中西部における開発地区の丘陵森林地帯で、わずか数十年前まで狩猟採集遊牧民の生活様式に従い生活をしていた。彼らの生活様式、居住形態、および際立った特色をもつクスンダ語から推察されることは、彼らは古代からネパールに居住していたということである。
クスンダ人は、自分たちを「森の王(クスンダ語ではGilangdei Myahakと表示される)」と呼び、ネパールの支配階級であるタクリと同等の地位を持っていると主張している。クスンダ人によれば、タクリは耕作地における君主であり、同時に 木々に覆われた土地の支配権を有している。クスンダ人はシャヒ、セン、カーンといったタクリ特有の姓を名乗っている。
アールが著した今回の書物にはクスンダ人の歴史、言語、文化、
フェリックス・ゲートカとガーヤトリ・
クスンダ語に関して明るいニュースが伝えられてはいるものの、