この記事はエジプト反政府デモ(2011/01)特集の一部です。
アラブ世界での革命のタイムテーブルがオンライン上で広まっている。スーダン、シリア、アルジェリア、リビアそしてモロッコに革命が起こるであろう日にちが広まっているのだ。日付はそれぞれ1月30日(スーダンの学生はすでにKhartoumでデモ行進を行っている)、2月5日、2月12日、3月13日である。
バーレーンでは革命の日付が2月14日とささやかれており、ツイッター上の会話ではサウジアラビアや他のアラブ世界にも変化を促している。
人々を驚かせたチュニジアの革命以来、だれもが次のような疑問をもった。このように独裁者を追放することが他の国でも起こりえるのだろうか。10日後、エジプト人が蜂起した。初めは、経済的政治的改革を求め、今は30年間にわたって君臨してきた独裁者ホシ・ムバラクの辞任を求めている。
ツイッター上の反応もさまざまである。ある人々は変化を完全に共有することは信じがたいといい、またある人々は革命の波が国中に波及することを願っている。ツイッターでのやりとりは国境を超えている、世界中のツイッターユーザーのなかから、いくつかのコメントをとりあげる。
@ewilkeはつぶやいている。
「真面目な話、ツイッター上でタイムテーブル?アラブ革命のタイムテーブル?スーダンが1月30日、シリアは2月5日、アルジェリアが2月12日、リビアが2月30日、モロッコが3月13日」
@martinchulovはこう付け加えている。
「革命活動家はツイッターを使ってエジプトの連鎖反応を並びたてている。イエメン2月3日、シリア2月5日、アルジェリア2月12日、これがアラブ革命のタイムテーブルだ」
そして、@kyaw_kt: はこう冗談を言う。
「アラブ世界の革命のタイムテーブル?どれだけのやる気があるんだ!」
Yvonne Ridleyは@yvonneridleyの言葉を借りて皮肉を言っている。
「タハリール広場の出来事をテレビで見たくないのはムバラクだけじゃない。、エジプトの革命のテレビ中継をみてほしくないのは他のアラブ世界の指導者みんなもおなじだよ」
そして @hamish6PMも同調する
「広場で何千もの人々が頭を地につけ自由を求めて祈っている光景より皮肉なアラブ革命の象徴が他にあるだろうか?」
しばらくして、革命を叫ぶ声がこだまし続ける。
@lostronaut1はエジプト人のように歩きながら、
「独裁者は去れ!エジプト革命、中国、サウジアラビア、クウェイト、イラク、アルジェリア、オマーン、リビア、イエメン、スーダンも同様だ」
サウジアラビアの革命の日はまだ未定であるが、ツイッターではいろいろな憶測がとびかっている。
@mkingscottはAhmedKhan01のつぶやきにこう答えている。
「サウジアラビアの人々は、独裁政権が倒れてほしいと思っている。しかし、革命は簡単ではない。しかし、ここにも革命は起こるだろうな。」
@MedroはSagibbsVentCoのつぶやきにこう答える。
「シリア、イランなどどこでもアメリカが絡んでると思う。今は、イラク、サウジアラビアそして、他の場所も?」
@SaleemaGuはgoldenrox77のつぶやきにこう答える。
「サウジアラビアで革命?おもしろいだろうな!パキスタンからサウジアラビアまで革命を起こそう!自由になろう!」
なかには難しい事実をみている人もいる。
@KidsHaveRights2は@Tharwacolamusの言葉を引用している。
「アラブ世界の指導者の年齢:サウジアラビア87、エジプト83、クウェイト82、イラク78、アルジェリア74、オマーン71、リビア69、イエメン69、スーダン67」
バーレーンも当初のスケジュールには入っていなかったが #feb14がハッシュタグをつけ、ツイッター上で議論とコメントを巻き起こした。
@TruthWitnessはこうつぶやく
「2011年2月14日はバーレーンでは怒りの日だ。革命を起こそう! http://www.youtube.com/ 見たか?」
スケジュール通りだと、シリアで次に大きな革命が起きるはずだが、わたしがシリアで話した人々はあまり乗り気ではない。
ここでシリアの人々の反応をあげてみる。
@sy0freeはこうつぶやく
「シリアの都市はもっと安全だ。安全対策のために武装している人の数は倍になっている。2月5日に備えている。」
@Hamawii pplへの返信
「シリアは2月5日の対策はできているか??だといいなhttp://on.fb.me/fRuGkC
しばらく、リビア、イエメン、ヨルダンでは不穏な報道が続いており、これらの国々では新しい首相が任命されたばかりだ。
この記事はエジプト反政府デモ(2011/01)特集の一部です。