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女性の3人に1人が、その生涯のうちで暴力の犠牲になっている。2013年2月14日、世界中で何千もの人々が、日常における暴力行為の根絶を訴え、ダンスのフラッシュモブ(訳注:インターネットを介して広く呼びかけられた不特定多数の人々が公共の場で行う即興の集会)やその他芸術イベントによる抗議行動を行なった。『ワン・ビリオン・ライジング(10億人が起ち上がる)』を合言葉にしたこれらの活動は、暴行やレイプを受ける10億人の女性を代弁するものだ。一生のうちこうした被害を受ける女性は、国連の調査(訳注:日本語での参考資料はこちら)によれば世界中で10億人にのぼる。
アフガニスタンやパキスタン、バングラデシュといった国々でも、女性たちが街頭に集った。
この世界的抗議行動に200カ国の1万3000以上の団体が参加した。以下に、2月14日の動画をいくつか紹介しよう。
スイス、ベルンにおけるフラッシュモブ。
United Societies of Balkans (訳注:バルカン社会連合)という団体は、『ワン・ビリオン・ライジング』向けに、「自分はなぜ2月14日に街頭に集うのか」を世界各地の男女が語るビデオを作成した。
ニューデリーTVはインド、ムンバイから報じた。
次のダンスは『ニュー・ライト』の少女たちが練習し上演したもの。『ニュー・ライト』はインド、コルカタの歓楽街で活動するNGOである。
スーダン、ハルツームからの動画(訳注:3月1日現在表示されなくなっています)。
http://www.youtube.com/watch?v=ZXeIskGwLy4
ブラジル、サンパウロからのストップモーション動画。
インドネシア、バリ島でのフラッシュモブ。