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携帯電話のSMSで情報共有 ウガンダで小規模農家の営農力アップをめざす

A trainer showing a farmer how to use the SMS Platform. photo Coutersy of WeFarm

農業生産者にSMSによる情報共有方法を指導するトレーナー (写真提供WeFarm)

<オリジナル記事の投稿は2016年1月10日です。>

技術革新の時代にあって、アフリカの農業生産者の大多数がスマートフォンの使い方を知らない。新種の作物を調べたり、新たな作物病害対策を講じるためにネットへアクセスする生産者はほとんどいない。

サービスを開始したばかりのWeFarmは、携帯電話のショートメッセージ(SMS)を使った情報提供で、農家をパワーアップしようと目論んでいる。各農家からの質問は翻訳の後、地域を越えて農家の間でシェアされ、回答があると質問者へ返信されるという仕組みだ。

WeFarmは既にウガンダ、ケニア、エチオピアなどでサービスを開始しており、開始から9か月で世界各地の4万3000以上のユーザーがその恩恵を受けている。タンザニア、コートジボアール、インド、コロンビア、ブラジルでも近くサービスが開始される。

ナショナルジオグラフィックのブログに、ケニアのとある農家によるWeFarmのサービス活用例が紹介されている。

This is precisely what happened to Kepha from Baringo, Kenya. After receiving advice from fellow farmers, Kepha managed to save 27 of the 52 chickens he owned.

Kepha’s chickens are very important to him. Not only do they provide eggs for his family to eat, but they’re also his main source of income. Kepha can sell chickens to other farmers or at markets when he has the opportunity to visit one. He also farms vegetables and staples that he and his family can eat, but his chickens allow him to earn a modest living.

Kepha’s story will resonate with many small-scale farmers across Africa, Latin America and Asia.

これは実際にケファの身に起きた話。彼はケニアのバリンゴ出身で、仲間の農家から助言をもらい、飼育する鶏52羽のうち、27羽を救うことができた。

ケファにとって鶏は本当に貴重なものだ。家族が食べる卵を提供してくれるばかりでなく、主たる収入源でもあるからだ。ケファは鶏を他の農家へ販売したり、市場へ出る機会があればそこで売ることもできる。家族が食べるための野菜や主食も栽培しているが、鶏の飼育のお陰でささやかながら生活ができるのだ。

ケファの事例はアフリカ、ラテンアメリカ、アジア各地の小規模農家からの反響を呼ぶことだろう。

TakepartのブログではWeFarmについてこう記されている

Wikipedia for farmers, or as its founder describes it, “Internet for people without Internet.”

農家のWikipedia、すなわち、WeFarmの創始者の言うとおり「ネットアクセスがないひとのためのインターネット」

ニッキー・ブリッグズはこの取り組みは農家だけでなく食料産業にとって有益なものであると感じている。

農家と食料産業に有益な取り組み 大当たり! WeFarmの情報共有の仕組み 大好き。

そしてDisrupt Africaは、WeFarmを2016年注目の新興企業のひとつとして取り上げた。

2016年注目のアフリカの新興企業12社です。

オメデトウWeFarm、 躍進の2015年。来る年のさらなる成長を願いつつ。

校正:Naoko Mori