Sayuri Ishiwata

主要メディアで取り上げられない声を取り上げるGlobal Voicesの活動にとても共感しました。私たちが知っているのは世界のごくわずかな部分だけだということに気づかされます。暗い話題だけなく、明るい出来事を知ることができるのもGlobal Voicesの魅力です。まだまだ未熟ですが、私たちが翻訳することで少しでも多くの人に世界で起きていることを知ってもらえたらと思います。

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最新の記事 Sayuri Ishiwata

東京で同性愛に前向きな取り組み、社会の反応は

  2015/02/17

渋谷区は3月、同性カップルに対し「結婚に相当する関係である」とする証明書を発行するという条例案を区議会に提出する。これに続き、世田谷区でも同様に同性パートナーシップを認める具体的な施策を検討することを明らかにするなど、東京ではLGBTの権利に関する動きが次第に高まっている。様々なツイートからは、まだLGBTに対する関心がかなり低い日本社会で、どのような反応が起きているのかが明らかになる。

日本の和紙 ユネスコ無形文化遺産に

  2014/11/28

日本時間11月27日午前3時、「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定した。水の冷たい冬でも一枚一枚手作業で、均一な厚さに製造する手漉きの技術。何世代にもわたり継承されてきたその繊細な技術と努力が、世界に認められた。

日本:ツイートが露呈する地震への意識

  2014/11/26

先日起きた長野での震度6弱の地震に対するTwitter上での反応は、日本の中に広まる地震への「慣れ」を露呈する。「地震」や「被災者」といったツイートから何が見えるか。未曾有の大震災からもうすぐ4年、その意識を見直すべき時期に来ている。

中央アメリカから米国へ移住する子どもたちの姿

グローバル・ボイスの寄稿者であるジェイミー・スタークが米紙ミルウォーキー・ジャーナル・センチネルに意見記事を投稿し、こう疑問を投げかけている。「どんな親が他人に1万ドルも払って、自分の子供を1400マイルも歩かせてまで、ギャングの支配する土地で厳しい国境越えをさせようとするだろう? それはきっと、良い親だ」 移住する子どもたちの危機を憂慮する一市民として、スタークはこう述べる。 What do we do with these kids? An important decision, to be certain, but one that overlooks the humanity, the story, of each child crossing our border. […] When a parent from Central America hears the rumor that children are being allowed to stay in the U.S., it's...