記事 災害 from 4月, 2011
日本:「ソーシャルメディアがもつ光と闇」
緊迫した状況下で、うわさが氾濫するのは人間の常であるが、ソーシャルメディアツールは、その状況をさらに深刻にさせる諸刃の剣となり得る。長谷川恭久氏は、自身のブログの「ソーシャルメディアがもつ光と闇」という記事において、ソーシャルメディアの使われ方と、マスメディアを消費することを比較し、分析している。
福島: 吹き上がる批判と憤り
原発の運営をする東京電力とその監視をする政府に対する抗議行動は、最近までは比較的落ち着いていたが、様相は一変した。しかし、自国でさらに大規模なデモ行動を見ている多くの外国人にとっては、疑問が残る。日本人は、今回の人的災害に責任のある会社やその業界、また、これら一切の原因を作った政府を批判するのに、なぜそこまで及び腰なのだろう?
ブルガリア:日本の被災者に避難所を提供
東北地方太平洋沖地震は、世界全体にとっての悲劇となっている。数千人の命を奪ったこの震災の被災者を支援したいという、様々な国や大陸の人々の想いの強さが、そのことをよく示している。Ruslan Tradが、ブルガリア人によるオンラインの活動についてレポートしている。
スペイン語ブログ、日本の大地震を語る
3月11日、マグニチュード8.9(訳者注:気象庁の最新の発表はマグニチュード9.0)の大地震が日本を震撼させた。程なくして、世界各地のスペイン語ブログが地震について発信し始めた。
日本:被災した親たちを勇気づけるツイート
福島第一原子力発電所の状況は依然として安定せず、日本政府は、野菜と水道水から放射性物質のヨウ素とセシウムが高濃度で検出されたとして警告している。そんな中、幼い子どもを持つ親たちは、インターネット上で、安心できるメッセージや専門家からのアドバイス、同じ状況の仲間を探し求めている。
ハイチ:ハイチとは異なる日本
ハイチ地震を機に開設されたブログToussaint on Haiti では、「かつてのハイチ地震の悪夢を思い出させてしまう」ことへの懸念から、あえて今回の日本の大規模地震のニュースには触れないでいた。最近のブログでそのことを述べると、次のように展開している。「日本の地震後の復興の話を聞くと、ハイチの復興能力のなさを改めて思い知らされる。」