西アフリカでのエボラ大流行、今知っておくべき事とは

史上最悪のエボラ大流行が発生、3月以降700人の死者を伴い、西アフリカの地域を震撼させている。(訳注:2014年8月20日現在、西アフリカ全体での死者数は1427人。) 現在までにエボラが検出された国はリベリア、シエラ・レオネ、ギニア、そしてナイジェリアである。

最初の症例が見つかったのは 2月9日、ギニアの森の中である。ウィルスは瞬く間に首都コナクリまで広がり、その後すぐに近隣国のリベリアとシエラ・レオネまで及んだ。3月の時点で、ギニアでは計59人がエボラにより死亡したと報告された。(訳注:2014年8月25日現在、ギニアでの死者数は406人。) ウィルスが瞬く間に広がるにつれ、今ではこの地域で最も人口の多い都市の1つであるナイジェリアの。ラゴスでも症例が報告されている。アメリカの援助員ケント・ブラントリー博士と彼の同僚ナンシー・ライトボルが、モンロビアにある治療センターでの勤務中にエボラに感染した。2人は治療のため、疫病対策センター本部に隣接するエモリー大学に隔離された。アメリカでは可能な治療が西アフリカではすぐに行われていないという事実が、アフリカに関心を抱く人々の間で物議を醸している

以下の4つの画像は、現地の現在の状況を簡潔にまとめたものである。

1.エボラ大流行の概略(@thedailymonitorより、2014年8月1日現在。)

#INFOGRAPHIC:西アフリカでの#Eola 大流行は、現在までに700人以上の命を奪った。pic.twitter.com/4UhL3xfOwZ (2014年8月1日現在) (訳注:2014年8月20日現在、西アフリカ全体でのエボラによる死者数は1427人。)

2.地域内で利用可能な治療センターと報告症例(@aiddataより、2014年7月1日現在。)

お昼の#ARC (訳注:AidData Research Consortium)のハイライトは、@dadakimの記事。#Ebola の大流行は、地方の限界と国際社会の反応に人々の目を向けさせた。http://t.co/89uz33DFEJ @ajam pic.twitter.com/D8U0pUaTyd (2014年7月31日現在)

3.エボラウィルスの症状の見分け方と対処法(@4eyedmonk in Nigeriaと@katiejamesより。)

ラゴスにて、エボラウィルスによる死者が正式に発表された。このウィルスについて知っておくべきことはこちら。pic.twitter.com/wbb3B7pT46 (2014年7月25日現在)

エボラの症状はこちら。みんなリツイートして。#Ebola #EbolaOutbreak #Ebolasymptoms pic.twitter.com/cmr4SdHIOh (2014年7月29日現在)

4.エボラのことをもっと理解しよう(CDCより。)

The ecology of Ebola by the CDC - Public Domain

CDCにより公開されたエボラの詳細。

校正:Yoko Kawakami

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