記事 経済・ビジネス from 1月, 2011
東南アジア:2010年を振り返って
グローバルボイスの東南アジアチームが、2010年のトップニュースを振り返る。
マレーシア:巨大タワー建設にNO!
Najib Razak首相が2011年度予算に100階建てのWarisan Merdeka Tower(ワリサン・ムルデカ・タワー)建設計画を盛り込んで以来、マレーシア人の中からはタワーの建設に反対する声が上がっている。
インドネシア:ブラックベリー、規制の危機
インドネシアの通信情報技術相であるTifatul Sembiringは、自身のツイッタ―アカウントを通し、ブラウザに性的な画像を遮断するフィルターをかけよとの政府の要求に非同調的だとして、ブラックベリーの製造元であるリサーチ・イン・モーション社(RIM)を訴えた。もしRIMがこの要求に1月21日までに応じなければ、政府はブラックベリーのブラウザをブロックするだろうとのことを付け加えた。
チュニジア:失業中の男の自殺未遂が暴動に火をつける
失業中のチュニジア人が仕事のない現状への抗議として焼身自殺を図った事件が、現地に暴動の波を、ソーシャルネットワーク上に連帯と支持を広げている。
COP16:若手トラッカーの結論
Adopt a Negotiator Project に関わる若手の“トラッカー”は国連気候変動会議の会期中にブログをつづってきた。メキシコのカンクンで開かれたCOP16での出来事についての彼らの最終的な意見と考えをこれから紹介する。
キューバ:テレコミュニケーション、インターネットアクセス、アメリカ−キューバ政策
アメリカを拠点としている、もしくはアメリカと提携しているテレコム会社というのは、つまり、カリブのほぼ全域にサービスを提供している会社であるが、アメリカ−キューバ間の禁輸措置による厳しい制限があるため、キューバはテレコミュニケーションにおいて何十年と不利な立場にある。
ボリビア: 燃料補助金を終了、反発が予想される
12月26日、ボリビア政府は燃料助成金を終了し、ガソリンとディーゼルの価格はそれぞれ73%、38%上昇すると発表した。既に品物やサービスの価格も上がっており、ボリビア国民は不安を感じている。