記事 経済・ビジネス from 1月, 2008
EU、モーリタニア:遠方の漁業
ポーランド、ラトビア、リトアニアの漁師がモーリタニアから魚を奪い取っている–「それというのも、すべてEUが自らの海域で魚種資源をすっかり枯渇させてしまい、第三世界の貧しい国から漁獲割当を買っているからだ」 と、Jonathan Newtonが伝えている。
アルメニア:世界銀行の汚職
アルメニア在住のBruce Taskerは、彼のブログBlowing The World Bank Whistleで最近の出来事のアップデートを続けている。特に、地元メディアの報道により、アルメニアでの世界銀行の汚職疑惑を明らかにしようとする彼の取り組みがようやく実を結び始めたことについて詳しく書いている。
ジンバブエ:有効期限つき通貨
スーダンのAaronは、ジンバブエの経済危機について書いている。「今までにこんなの見たことがない。政府は、”有効期限”つきの通貨を発行した。これはジンバブエの情勢がどれだけ絶望的であるかを示している。」 (英語)
インド:タタ社「ナノ」誕生
ニューデリーのオートエキスポで1月10日に行われたタタ社製の超小型車「ナノ」の発表を受け、ブロゴスフィアではちょっとした騒動が巻き起こった。この車の標準モデルは10万ルピー(およそ2500ドル)で、インド市場に出回る車としては最低価格となる。
メキシコ:最古のバーが閉店
メキシコ、そしておそらくラテンアメリカで最古のバーが先日閉店したとDefecitoの Philippe Seaz[es]が書いている。 (スペイン語)
ラトビア、ロシア:パスポートスキャンダル
「ラトビアはふたたび驚くようなスキャンダルの渦中にある–パスポート100部が裕福な人びとに売られていた。その大半がラトビアがEUとシェンゲンの加盟国であることを利用しようとしたロシア人だった」とMarginaliaは伝えている。 (英語)
ベトナム: 路上経済の取り締まり
ハノイ市街の交通量改善をめざして近頃起草された法案は、インターネット上で論議を呼び、大きく広がったベトナムの経済格差に目がむけられることとなった。
エジプト:中国製品
世界で最大の経済大国のひとつである中華人民共和国の経済についてご存じだと思う。中国が平均年間10パーセントというGDP成長率を遂げるなか、エジプトの店で中国製品を普通にみかけるようになった。興味深いことに、中国人は店以外でも自分たちの製品を売るのに人には頼らないということだ。しばしば、人びとの家に商品を売ろうとする中国人のセールスマン...いや...セールスウーマンがやって来てくる。
ブルキナファソ:バイオ燃料生産国に
先月、農業水利水産資源省とフランス企業AgroEdは、ブルキナファソでバイオ燃料産業開発への包括協定に調印した。作物(綿、ジャトロファなど)の栽培から燃料の生産まで、全過程がブルキナファソで行われる。