記事 選挙
ベネズエラ選挙後に緊張高まる
新たな大統領としてニコラス・マドゥロ氏の正式な当選が伝えられる中、民衆の抗議活動と再開票を求める声がソーシャル・ネットワーク上で広まっている。今後、両陣営共に、さらなる行動を呼びかけると見られている。
ベネスエラ大統領選:チャビズモが票差わずかで勝利
ウゴ・チャベス前大統領に後継者として指名された、ニコラス・マドゥロ候補が50.66%の票を獲得しベネズエラの大統領選挙を勝した。たった23万票が対立候補のヘンリケ・カプリレス・ラドンスキー氏の明暗を分けた。
マレーシア人「市民の蜂起」のため集結
2013年1月12日、野党連合「人民連合」の主催する「Himpunan Kebangkitan Rakyat(「市民蜂起の集会」の意)」と呼ばれる市民集会がマレーシアのクアラルンプールで開かれ、それに数万人が参加した。まだ公示されていない今年の総選挙までに、改革を求める声をさらに強めるためだ。集会では公正な選挙、教育の無償化や環境保護が強く訴えられた。
ウクライナ:テクノロジーで選挙が変わる!
与党が行政的立場を利用した選挙活動を行っているという疑惑が強まっている中、ウクライナ政府は10月28日の選挙を、自由で公正なものにすると約束した。一方、地域の選挙監視グループは、新しいテクノロジーを導入して、選挙の透明性を確かなものにするとともに、政府の約束が口先だけのものではないかどうか監視を行っている。
ロシア:立ち上がる作家たち
現在(2012年10月時)9人の作家がロシアの反体制派運動、CC選挙に出馬を表明していて、さらにもう1人が出馬を強く考えている。 しかしこの運動は作家だけが作り出しているのではない、ただ作家という職業の者が多くを占めているだけで大勢の人々が参与している。
メキシコ:学生運動が大統領選挙の不正を指摘
大統領選挙から数日が経ち、#YoSoy132学生運動の参加者や支持者たちが、ソーシャルネットワーク上で選挙の暫定結果について不満の声をあげている。また、選挙に不正があったとして、再集計を求めるデモをしている。
メキシコ:#YoSoy132、「メキシコの春」の始まりか?
5月11日金曜日、制度的革命党(PRI)の大統領候補、Enrique Peña Nieto氏がイベロアメリカ大学の学生との公開討論会に出席した。討論会は、学生が大統領候補をたびたび非難するという特異なものであった。この訪問に関するメディア報道は、爆発的なエネルギーとなり、まずソーシャル・メディアで放出され、今ではメキシコ主要都市の道々に溢れ出ている。
アメリカ合衆国: 共和党大統領予備選における失言争い
リック・サントラム氏とミット・ロムニー氏は今年11月の大統領本選でバラック・オバマ氏に対抗する共和党代表の座を争っている。しかし両陣営は代表の座のみならず、演説やインタビューでどちらがより多くの失言や認識間違いを犯すのかも争っているようだ。サントラム氏は最近のプエルトリコ訪問時に、プエルトリコが合衆国51番目の州になるには主要言語を英語とすることが必要だと発言した。
ベネズエラ:ささやかれ続けるチャベス大統領の健康状態
ベネズエラでは、信憑性のある情報よりも噂のほうがはるかに多く世間に流布している。とりわけ大統領にまつわる噂は絶えない。数ヶ月前に大統領が癌と診断されてからは、様々な見解や憶測が飛び交っている。
ユーロ危機:2011年の市民とメディアの反応
2011年はヨーロッパの債務危機が各国に影響を与えた年であるだけでなく、その結果として日常生活を送ることが難しくなった年として思い出される年になるであろう。私たちは過去におけるグローバルボイスにおける記事と市民メディアのユーロ危機への反応について要約する。