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記事 from ラウンドアップ

イスラエル若手ファッションデザイナー、世界初の3Dプリンター製コレクションを発表

3D printed skirt, top, and shoes from the collection of Israeli fashion designer Danit Peleg. (Source: DanitPeleg.com)

イスラエルのファッションデザイナー、ダニット・ペレグのコレクションから3Dプリンター製のスカート、トップス、シューズ。(引用元:DanitPeleg.com

ファッションデザイナーであり革新者でもあるダニット・ペレグ、27歳、は世界に話題を提供した。世界初の3Dプリンター製ファッションコレクションのクリエイター、ペレグは説明する。

My goal was to create a ready-to-wear collection printed entirely at home using printers that anyone can get. I've spent the past year searching for the best solution.

私の目標は、誰でも手に入れられるプリンターを使って、すべて家庭でプリントアウトできる既製服のコレクションをつくることです。この1年間、最高の解決策見つけ出すことに費やしました

そしてペレグは付け加えた。

Just imagine the potential… if you're cold, print your own jacket. Traveling with no luggage? Just print your clothes in the hotel room. Will we soon be able to design, share, and print our own clothes directly from home?

こんな可能性を想像してみて下さい……寒いときに自分でジャケットをプリントアウトすることができたなら、と。手ぶらの旅行? ホテルで洋服をプリントするだけ。近い将来、自分の洋服を直接自宅でデザイン、シェア、プリントアウトできるようになるのではないでしょうか?

2015年7月22日にYouTube に、7月29日にスタートアップネイションのフェイスブックに公開されたペレグのコレクション・ラインと工程を紹介した2分間のプロモーションビデオはこれまで視聴回数2,800,000回と50,000シェア数を獲得している。(訳注:原文掲載は2015年8月6日)

ペレグのコレクションは、ウィットボックスプリンターを使い、フィラフレックスという糸のようなプラスチック素材からできている。3次元(3D)プリントは積層造形法を用いて素材の層を積み重ねて固めるという一連の動作からなる。ファッショニスタのレポート によると、ペレグの服は1着プリントするのに400時間かかる。そしてシューズのプリント時間はさらに長い。

3Dプリントのテクノロジーは進歩し、より早く、より手頃になっているので、ユーザーは2次元の洋服の型紙でしていたように、ファイルをダウンロードして自宅でプリントできるようになるかも知れない。そしてペレグはこう予想する。

I think this is just the beginning. As technologies evolve, we will soon be all printing our own clothes at home.

私が思うに、これはまだ始まりにすぎません。テクノロジーの進化によって、私たちはまもなく自宅で洋服を何でもプリントできるようになるでしょう。

校正:Moegi Tanaka

アマゾンの部族に伝わる伝統的な薬が500ページの百科事典に

ブラジルやペルーに住むマツェ族が500ページに及ぶ伝統的な薬の百科事典を作り上げた!

アマゾン熱帯雨林は、まだ未発見の薬の重要な材料となり得る何百万もの植物を育んでいる。この理由により、現在多くの製薬会社、そして米国政府までもが、この地域に住むシャーマンや治療師が持つ土着植物の知識について研究するプロジェクトに資金を投入し、新薬の開発を行っている。

マツェ族はブラジルやペルーに住む先住民族。先祖からの知識を次世代へ受け継ぐため、伝統的な医療の実践について500ページ以上に上る健康百科事典を編纂(へんさん)した。シャーマンの多くは年老いており弟子がいない。そのため、彼らが死ぬと膨大な知識も共に消失する。

さらに、伝統薬の盗用を避けるため、これらの情報は、マツェ族内でとどまるようになっている。つまり、土地の言語でのみ理解ができ、この部族の村でしか伝わらないようにしているからである。保護手段として「土地の植物の種類を確認するのに学名を使用せず、植物の詳細が図に表されることがないため、外部の者には分からない」ということも含まれる

「この『マツェ族伝統薬百科事典』は、アマゾンの部族のシャーマンたちが生み出してきた医療知識を、初めて彼ら自身の言語、言葉で完全に記載したものです」と、アカテの共同創立者で代表スタッフであるクリストファー・ハーンドン氏がモンガ・ベイのインタビューで語った

持続可能な未来の創造に取り組む国際団体であるパチャママ・アライアンスによると、西欧諸国の健康、福祉のためになされることが、多くの場合は先住民族を犠牲にするという。先住民らと協力しその英知を利用することで、製薬会社は調査がより高い成果を生むことを知っているのだが、熱帯雨林の部族にとっては、彼らの資源を管理できなくなるリスクを抱えることになるのである。

Once the pharmaceutical companies have developed the drug, they file patents claiming exclusive rights to the medical use of the plant – hence limiting or even denying access to the plants that indigenous peoples have relied upon for centuries.

製薬会社が新薬を開発した場合、その植物を医学的に利用する専有権の特許申請を行う。それゆえ、先住種族らが何世紀にもわたって頼りとしてきた植物の入手が、制限されたり禁止されたりすることがある。

そのため、2010年の第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)において、資源の取得や利益配分に関する名古屋議定書が採決された。そこには、特に生物資源調査の問題と、先住民の権利として森林資源へのアクセス、知的財産、そして相当額の補償について規定されている。

アカテは、サンフランシスコを拠点とする非営利団体であり、百科事典を編纂した5人のシャーマンを援助した。百科事典では、それぞれの見出しが病名で分類され、症状によってその病気をどう判断するかという要点の解説、根本原因の理解、治療に使うため特定の植物から薬を生成する方法が書かれている。その見出しを読むだけでも、様々な治療方法があると知ることができる。

このプロジェクトの背景にあるのは、従来の医師及び西洋医学の薬への部族の依存を減らし、彼らの自給自足を維持するという考えである。

通訳なしに病院で痛みを表現すること―地域特有の言語で伝えるには

Mexico

写真はフリッカーユーザー、ブエン・ルンボー による (CC BY-NC-SA 2.0)

メキシコの病院では、地域の言語に精通した医療者や適切な通訳サービスが存在しない場合、患者は苦しみを的確に表現することができない危険性がある。
ヤスナヤ・アギラールは、メキシコの雑誌EstePaísの「EstePaísブログ」のコラム欄でそのように述べた。ミヘー語を話すことができる看護師や医者に対して、同じミヘー語ならばスペイン語よりもどれほど正確に痛みを表現できるかという例をヤスナヤは挙げている。また、ミヘー語をスペイン語に訳すには限界がありうるということについても例を挙げて説明している。
(訳注:ミヘー語(Mixe)とは、メキシコの山岳地帯に暮らすミヘーというインディヘナ少数民族が母語としている言語。ミヘ語とも。)
引用すると、

En mixe por ejemplo tengo un conjunto de palabras distinto para nombrar el dolor físico: pëjkp, jäjp, pä’mp, we’tsp… Apenas hallo equivalentes para alguna en español. Las diferencias todavía son más grandes y hay momentos en los que sólo puedo describir un dolor en español o sólo alcanzo a nombrarlo en mixe. Hablar ambas lenguas me permite tener a mi servicio un inventario más nutrido de palabras para describir mi dolor, aunque en general, cuando algo me duele mucho, el mixe toma el control de mis pensamientos.

例えば、ミヘー語では身体的な痛みを明確に区別することが可能な「pëjkp」「jäjp」「pä’mp」「we’tsp」という言葉がある。これらの言葉に相当するスペイン語は、私にはほぼ見当たらない。
この違いはとても大きく、スペイン語でしか痛みを表現できない時もあれば、ミヘー語でしか痛みを表現できない時もある。ミヘー語とスペイン語の両方を話せることは、痛みを表現するためにより豊かな語彙を使いこなすことができるということだ。だが、何らかの強い痛みを訴える時に私が用いるのは、大抵ミヘー語だ。

大多数の病院に地域言語を話す医療者が存在しなければ、ヘルスケアに対する普遍的権利は保障できていない。というのも、通訳者は人体に関して医療者と同じ知識量を持ち合わせているわけではないため、 通訳には限界があるからである。
地域言語を理解する医療者がいないことは、誤診を引き起こす可能性をはらんでいる。さらに、通訳サービスがなければ、「痛みを共感する方法がない。そして、あなたの『痛み』が私の考えているものと同じだと正しく理解する方法もない。」彼女はそのように付け加えている。

校正:Aya Mori

100枚の写真で見るナイジェリア あなたの心をくぎづけに

これまでにナイジェリアの話を耳にしたことはあっても、おそらく大量殺りくや血にまみれた凶行といったボコ・ハラムの話だろう。これから紹介する物語、「自然の最高傑作ナイジェリア」を知るのは初めてではないだろうか。

Oluwakemi Ojoの企画による写真展「100枚の写真で見るナイジェリア あなたの心をくぎづけに

Nigeria is one African country that everyone raves about, a very beautiful nation and it is when you visit the country that you will really appreciate its beauty. From its captivating cities, towns and villages, amazing attractions, stunning hotels and resorts, endless restaurants and clubs, unique cuisine, arts and culture; Nigeria has a lot to offer. 

アフリカの国ナイジェリアはとても美しい国だと誰もが褒めてくれますが、やはり訪れてみなければ、心からその美しさを楽しむことはできません。魅惑的な都市やうっとりするような町や村の景観をはじめ、素敵な観光スポット、驚くほど美しいリゾートホテル、24時間営業のレストランや高級クラブ、この国ならではの料理や芸術に文化など、ナイジェリアにはお勧めしたいものがたくさんあるのです。

校正:Shoko Baba

エコ包装と生態系

ecodesign-packaging

画像はEsturirafiのブログより、許可のもと転載。

自分が購入して利用する商品の包装について、あなたは気を配るほうですか? 生物学者のRut Abrain Sanchez氏は気にするタイプで、自身のブログEsturirafiで、アジア、ヨーロッパ、北米の製品の中から環境に配慮した包装例を6つ示しています。 環境に配慮した包装、エコ包装とはどのようなものかを理解するため、Abrain氏はエコデザインの定義を挙げています。

El Ecodiseño, también conocido como Diseño para el Medio Ambiente, es una metodología que considera el medio ambiente como un criterio más a la hora de tomar decisiones en el proceso de diseño de productos industriales, adicionalmente a otros tradicionalmente se han tenido en cuenta (costes, calidad, …).

エコデザインは「環境のためのデザイン」としても知られているが、工業製品をデザインする過程で、費用や品質といった従来からの基準に加え、環境をもうひとつの基準と捉え判断を行う手法のことである。

つまり、エコデザインは、原料削減、生分解性(微生物により分解される)物質の使用、大気への排出削減を考慮しているのです。

最新情報については、Rut Abrain Sanchez氏のウェブサイトを見るか、Twitterで彼女のアカウント@Rut_Esturirafiをフォローしてみましょう。

この記事は、2014年6月16日の第7回#LunesDeBlogsGV(グローバルボイスの月曜ブログ)に寄せられた、同ハッシュタグ付のSNS投稿記事の一部。
校正:Maki Ikawa

最高の友達:救急車の飼い主を追いかけた犬

ブラジルのブラジリア市近郊でのできごと。

あるホームレスの男性が急病の発作を起こし、救急車で運ばれていた。突然、救急隊員が異変に気づく。男性の犬が必死で救急車を追いかけていたのだ。犬は数キロ追い続けたすえ、ついに救急車に乗せてもらい、飼い主に付き添うことができた。

2014年3月に起きた出来事だが、クリスマス・イブになってソーシャルメディア上で爆発的に広まった。デイリー・メール紙オンライン版の報道によると、この情景を録画した42歳の救急隊員Caliomar Ferreira do Coutoは、「19年間この仕事をしてきたが、こんなことは初めてだ」と言った。病院で飼い主が医師の手当てを受ける間、この忠実な犬はストレッチャーのそばで辛抱強く待っていた。

タグアチンガにて、犬が救急車を追いかける。

校正:Rie Tamaki

エボラ熱、アフリカ人の文化的および人間的価値を侵す

社会人類学者及び社会学者のジニー・ムーニー氏が、エボラ流行が、いかにしてアフリカ人の社会性を奪っているか、を語る

The way West-Africans care for their sick and deceased, supposedly differs significantly from that of the rest of the world. This is far from true. All over the world, the essence of care for the sick is practically the same: the touching of sick and dead relatives is a natural phenomenon. All over the world the deceased are cleaned up and the body is neatly laid out so that family members and acquaintances can say farewell. In the Netherlands, we have the possibility to lay out our dead loved ones in our parlour for days. And physical contact with the body of the deceased will take place until the coffin is sealed and put into the ground or taken to the cremation ovens.

In the case of the Ebola affected countries, normal human behavior is dismissed as “old-fashioned and undesirable practices” by the World Health Organization and experts analyzing the Ebola outbreak. Nobody questions whether it is reasonable to deny people the care for their loved ones and the right to be in charge of the mourning process. The solution to prevent people from getting infected with Ebola is clear: no touching, under any circumstances. More empathic solutions, like the provision of protective gear to family members so they can bury their loved ones themselves or with guidance, are not being considered. The population is pushed into the corner; if they do not cooperate, they will go to jail. These harsh measures alienate the people from the authorities even further. Ebola is a punishment. Not for the international community, not for the politicians, not for the elite, but only for the poor masses. The people feel alone. Deserted. Huge amounts of money are coming in, more and more reinforcements arrive and still the epidemic wins more ground every day….

 西アフリカの人々が行う病人への看護や、死者の葬法は、他の国々とはおそらく違う。これは全くのデタラメである。世界各国で行われている病人への看護は、実際には本質的にほとんど変わらない。病人や遺体と、その家族が接触することは、ごく自然なことである。どの国でも遺体は清められ、安置されることで家族や知人は別れを告げることができる。オランダでは、大切な人の遺体を自宅の居間に安置し、数日を共にすることもありえるだろう。また、棺に納められ埋葬もしくは火葬されるまでは、物理的に遺体に触れたりすることもあるだろう。

エボラに侵された国々では、WHOとエボラ発生を分析する専門家たちが、現地の人々にとって伝統的な行為を、時代遅れで望ましくない慣習だとして、一蹴している。現地の人々は、病に冒された大切な人への看病をすることを否定され、哀悼の意を表する権利を奪われている。果たしてそれらは妥当なのか、誰も疑問を持たない。 人々がエボラに感染するのを防ぐ方法は明らかである。どんな状況下でも感染者に触れないことである。更に言えば、例えば感染者の家族に防護服の配給、もしくは埋葬に関して専門家の指導があれば、亡くなった大切な人々を、その家族が自分たちで埋葬することも出来る。しかし、その対策は全く検討されていない。現地の人々は窮地に追い込まれている。もし協力をしなければ、刑務所行きになるだろう。そこまで非情な手段に出た行政機関に対して、人々の不信は募るばかりだ。エボラは罰である。エボラは貧しい人々だけがかかる病気であり、国際社会、政治家、エリート層には無縁の病気なのである。市民は孤独感を抱く。見捨てられたのだ、と。日々、巨額の資金が投入され、どんどん支援物資が届く。しかし今日も感染は広がるばかりである・・・。

さらに詳細な情報はこちらから。特集:エボラ終結への闘い(#StopEbola)

校正:Miwa Ishikawa

一人で国境を越える子どもたちの悲劇

Campos Elíseosというブログに、執筆者のKatia D'Artiguesが、自力で国境を越えなければならない子どもたちについて、「人道的危機」だとしてこうつづる。

Son niños que son orillados a cruzar la frontera solos. No lo hacen por aventura, sino porque muchas veces no les queda de otra, por pobreza; porque buscan reunirse con un familiar quizá su padre o su madre que ya está en Estados Unidos. Su número crece día con día. Ya se cuentan en miles y al menos un centenar son detenidos todos los días de acuerdo a cifras no oficiales.

自力で国境を越えようとする子どもたちがます。彼らはなにも、冒険したくてそんなことをするわけではありません。たいてい、貧困から脱するためにそうせざるを得ないのです。あるいは、すでにアメリカにいる母親や父親などの親類と再会するためです。その人数は日に日に増え続け、すでに何千という数になっています。正式な発表はないものの、少なくとも毎日百人の子どもたちが拘留されているらしいのです。

彼女はこうも付け加える。

Cómo están estos niños? Independiente de su estatus y nacionalidad son niños y tienen derechos. […] Lo cierto es que ya se estipuló que se les asignará un abogado gratis para ver su proceso que, como es obvio, es único en cada caso. Ahora, son solo 100 abogados que comenzarán a trabajar en diciembre de este año o enero de 2015.
No van a alcanzar.

こういった子どもたちはどうなるのでしょう? 地位や市民権に関係なく彼らは子どもであり、権利があります。[…]彼らの過程を評価するために、子どもひとりひとりに無償で弁護士がつくことが決まりました。今のところ、今年の12月または2015年1月までに動き始める予定の弁護士はわずか100人しかおらず、まだまだ足りていません。

中国アップル下請け社員の自殺と彼が遺した詩

台湾企業のフォックスコン社は、中国でアップル社の下請けを担っているが、数多くの従業員の自殺を招くような労務管理のやり方に批判を浴びてきた。シュー・リーチー(许立志)という、ある中国深セン市のフォックスコン社員が書いた詩を、草の根支援団体のナオ(闹)が英訳している。シュー・リーチーは2014年9月30日に24歳で自殺した。以下は彼の詩の1篇である。

《谶言一种》
“A Kind of Prophecy”

村里的老人都说
Village elders say

我跟我爷爷年轻时很像
I resemble my grandfather in his youth

刚开始我不以为然
I didn’t recognize it

后来经他们一再提起
But listening to them time and again

我就深信不疑了
Won me over

我跟我爷爷
My grandfather and I share

不仅外貌越看越像
Facial expressions

就连脾性和爱好
Temperaments, hobbies

也像同一个娘胎里出来的
Almost as if we came from the same womb

比如我爷爷外号竹竿
They nicknamed him “bamboo pole”

我外号衣架
And me, “clothes hanger”

我爷爷经常忍气吞声
He often swallowed his feelings

我经常唯唯诺诺
I'm often obsequious

我爷爷喜欢猜谜
He liked guessing riddles

我喜欢预言
I like premonitions

1943年秋,鬼子进
In the autumn of 1943, the Japanese devils invaded

我爷爷被活活烧死
and burned my grandfather alive

享年23岁
at the age of 23.

我今年23岁
This year I turn 23.

– 18 June 2013

「予言みたいなもの」

村の年寄りたちによく言われるんだ

じいちゃんの若いころにそっくりだって

そんなことないと思ってたけど

何度も何度も言われるうちに

すっかりそう思うようになった

俺もじいちゃんも

同じ顔立ち

同じ性格、同じ趣味

まるで双子みたいだ

じいちゃんのあだ名は「竹竿」だった

俺のあだ名は「ハンガー」

じいちゃんはいつも言いたいことをこらえてた

俺はいつも上の人のいいなり

じいちゃんは謎解きが得意だった

俺は先のことを言い当てるのが得意

1943年秋に鬼子(旧日本兵)が攻めてきて

じいちゃんは生きながら焼かれて死んだ

23歳の時だった

俺は今年23歳になった

― 2013年6月18日

内モンゴル自治区の産業公害により野鳥が大量死

この夏(2014年夏)以降、内モンゴル自治区内の湖沼地帯で水質汚染の影響により5百羽を越える水鳥が死んでいるのが見つかっている。地元遊牧民の話によると、その湖沼地帯の近くにある、環境配慮をうたう工業地帯の工場から有害廃水が排出されているとのことだ。ウェブサイトChina Hush上でAnnie Leeがその状況を写真特集記事で明らかにした

校正:Takako Nose

カンボジアの国有地利用権の付与状況を地図上に表示

Land contracts awarded to foreign companies in Cambodia. Green represents Vietnamese companies, Red areas are Chinese-owned, and Yellow for Malaysian firms. Image from Licadho.

カンボジアにおける国有地利用権の国外企業への付与状況。 緑:ベトナムの企業への付与、赤:中国の企業への付与、黄色:マレーシアの企業への付与。 写真提供:リカドー

リカドー(カンボジアの人権団体)は、政府が過去に付与した国有地利用権に関するデータを明らかにした。同団体はなお、政府が国内外の企業に付与した国有地利用権に関連した全記録を公表するよう政府に求めている。活動家の話によると、これらの国有地利用権の付与は、貧農たちが余儀なく村から強制退去させられるといった犠牲のもとに行われた。

校正:Takako Nose

インドネシア最高裁、スハルト一族に横領した奨学金400億円返還命令

(訳注:オリジナル記事の発行は2015年8月22日です)

Students in Karawang, Indonesia. Photo from Public Domain Images

インドネシア、カラワンの生徒たち (パブリックドメイン画像より)

インドネシア最高裁は、1976年から1988年にかけてスハルト元大統領率いる財団が政府基金を横領した罪で判決を下し、スハルト一族に対し米ドルで3億1千5百万ドル(約400億円)を国へ返還することを命じた。

スハルトは1967年から1998年、インドネシアを統治。その31年の間に、スハルトは、重大な人権侵害や巨額の汚職を行ったとして罪に問われていた。1998年、数週間に及ぶ街頭暴動や集会により、スハルトは退任へと追い込まれた。

1976年スハルトは国営銀行に、利益の2.5%をスーパースマール財団の奨学金プログラムへ流すよう命じていた 。しかし、2010年に最高裁は、かつてスハルトが長を務めた財団を公的資金の不正流用で有罪とし、実際に生徒へ支給されたのはスズメの涙ほどだったことにも言及していた。先月、最高裁はこの問題について最終判決を下した。

今月公開されたばかりのこの判決は、極めて重大である。スハルトの汚職について、地方裁判所が有罪判決を下したのは初めてだったからだ。インドネシア国民から大きな反響があったのは言うまでもない。
(訳注:今回の最高裁最終判決は2008年の南ジャカルタ地裁判決への控訴に対するもの)

インドネシアの主要な市民メディアサイト「コンパシアナ」がこの問題について様々な解釈を特集した。フィスヌ・アンダン・ジャヤは、一族は判決を尊重し、速やかに国民のお金を返還するよう強く訴えた。ファドリ・ゾントルは、この財団自体が謎であり、過去にいくつも疑わしい取引があったと書いている。インディラ・レフィは国営企業名義の「寄付金」、特にスハルト政権時代のものについて、監査すべきだと呼びかけた。

しかし、ハッタ・セレベスは、奨学金プログラムは実存したと証言している

I am proud to have received a scholarship from this foundation and this foundation had a positive role that many in this country are now ignoring.

この財団から奨学金を受けたことを誇りに思います。この財団はこの国の多くの人々が無視していることに前向きに取り組んでいるのです。

1998年に反スハルト集会に参加した学生活動家の1人、マシントン・パサリブは、政府は裁判所の判決を速やかに執行すべきだと訴えた

一方で、スハルトの三男トミー・スハルトはツイッター上で、最高裁の判決反抗している。(訳注:ツイッター引用元の文章のリンクは切れています)

Tidak ada kata mundur sebelum berperang untuk kebenaran, Malam ini saya nyatakan Banding demi Harga diri putra putri lulusan Terbaik NKRI..!
― Hutomo Mandala Putra (@Tommy_Soeharto1)
August 13, 2015

真実のために戦うのだから引き下がることはない。今夜、私は抗議を開始し、スーパースマール奨学金を受けた優秀な卒業生たちの尊厳を守るのだ!

校正:Naoko Mori

Google アートプロジェクトがウクライナのストリートアートを公開!

ウクライナの団体Dobrye Ludiによるストリートアート。写真はrespublicafest.comより。

ウクライナの団体Dobrye Ludiによるストリートアート。写真はrespublicafest.comより。

ウクライナのグラフィティアートやストリートアートを目にするのは、以前は通りを歩くウクライナ人や観光客がほとんどだったが、今では世界中のインターネット利用者が鑑賞できる。Google Cultural Institute企画のGoogle アートプロジェクトは、様々なジャンルや時代の幅広い芸術作品を集めたオンラインコレクションで、現在ウクライナのストリートアートコレクションも紹介されている。

Art by M-97.

アーティスト、 M-97による作品。

ストリートアートがGoogle アートプロジェクト上に2014年6月に登場して以来、現在同ウェブサイト上には34ヶ国86の芸術家団体によるストリートアート作品が高画質で1万点以上公開されている。新たに追加されたウクライナの作品は、ストリートアートのフェスティバル「Respublica」の参加者によるものだ。グラフィティや壁画が消え去る前に保存すべく記録され、幅広いコレクションに加えられている。

Стріт-арт перетворює вулиці міст у відкриті галереї. На жаль, ця форма мистецтва є дуже ефемерною – вона може існувати сьогодні, а вже завтра зникне назавжди. За допомогою Google Art Project ми намагаємось зберегти вуличні шедеври та зробити їх доступними для всіх.

ストリートアートは街の通りをオープンギャラリーへと変化させている。残念ながらこれらのアートはかなり短命だ。それらの作品はひょっとしたら今日だけの存在で、明日には永遠に消え去るかもしれない。Google アートプロジェクトを通して、世界の通りに存在する傑作を保存し、誰でも気軽に楽しめるものにしていこう。

Art by Kislow.

アーティスト、 Kislowによる作品。

校正:Maki Ikawa

マレーシア、2015年アセアン議長国として新しいロゴを発表

マレーシアは2015年の東南アジア諸国連合(アセアン)の新しい議長国だ。
今年はアセアンにとって地域が連合共同体としての完全な統合を達成するため踏み出すのに極めて重要な年だ。
新しいロゴは共同体の「調和、密接な協力、そしてアセアン10カ国の人々共有の展望実現を目指す大志」を象徴している。

校正:Masako Sawada

asean logo

くまのパディントン、ペルーの国民身分証を取得

くまのパディントンが、全国身分登録局(RENIEC)からペルー国民の身分証(DNI)を受け取った。パディントンは英文学の人気キャラクターで、ペルー出身とされている。

身分証カードは、記念の贈呈式をして手渡された。カードの色は黄色、未成年用である。

くまのパディントンが身分登録局で身分証カードもらったよ。

しかし、このキャラクターがペルーの地にいるのを、誰もが喜んでいるわけではない。

いったい、いつまでいる気かしら? くまのパディントン、RENIEC本部にて黄色の身分証カード取得

この絵本の人気キャラクターは、南米ペルーの観光宣伝キャンペーンの一環で、現在ペルーを訪問中なのだ。

校正:Takako Nose

仏銃撃:#jesuischarlie #Charliehebdo

je suis charlie
訳注:1月7日11時半(日本時間19時半)、フランスの新聞社「シャルリー・エブド」が襲撃され12人が死亡した。ネット上では#jesuischarlie(私もシャルリーだ)、 #Charliehebdo(シャルリー・エブド)のハッシュタグのもとに、様々な声が寄せられている。

校正:Yuko Aoyagi

中央アメリカから米国へ移住する子どもたちの姿

Niños migrantes en clase. Imagen en Flickr del usuario pies cansados (CC BY-ND 2.0) .

移住する子どもたち。教室での様子。写真はFlickrユーザーのpies cansadosにより投稿されたもの。(CC BY-ND 2.0)

グローバル・ボイスの寄稿者であるジェイミー・スタークが米紙ミルウォーキー・ジャーナル・センチネルに意見記事を投稿し、こう疑問を投げかけている。「どんな親が他人に1万ドルも払って、自分の子供を1400マイルも歩かせてまで、ギャングの支配する土地で厳しい国境越えをさせようとするだろう? それはきっと、良い親だ」

移住する子どもたちの危機を憂慮する一市民として、スタークはこう述べる。

What do we do with these kids? An important decision, to be certain, but one that overlooks the humanity, the story, of each child crossing our border.
[…]
When a parent from Central America hears the rumor that children are being allowed to stay in the U.S., it's not so hard to imagine spending life savings of $10,000 to $15,000 for a stranger to guide a son or daughter north.
[…]
These kids are not mere statistics. Many never wanted to be here in the first place.

私たちはこういった子どもたちに何をすべきか。重要な決定であることは確かだ。しかしその決定とは、国境を越えてくる子どもひとりひとりの人間性や、背景にある事情までしっかりと考えたものである必要がある。
[…]
もし中央アメリカにいるある親が、自分の子どもたちがアメリカ合衆国に滞在できるといううわさを耳にしたとすれば、子どもをそこへ連れて行ってくれるという赤の他人に生涯の蓄えを崩してでも1万ドルから1万5千ドルを支払うだろうことは想像に難くない。
[…]
このように移住してきた子どもたちは、単なる統計では表せない。そもそもここに来ることを望んでいなかった子どもたちが大半なのだ。

グローバル・ボイスでは過去にも以下のような関連記事を投稿している。
一人で国境を越える子どもたちの悲劇
エルサルバドルの移住する子どもたちへ
違法取引される子どもたち アメリカへの悲惨な旅路

校正:Takashi Ota

エルサルバドルの移住する子どもたちへ

MigrantesCentroamericanos

動物の形をした風船が、長い旅路につく中央アメリカの子どもたちを元気づけた。写真:Peter HadenがFlickrに投稿したもの。CC BY 2.0

Pablo Lüersがエルサルバドルより、自らアメリカへ旅立ち、そしていずれは母国に強制送還されることになるであろう移民の子どもたちへ公開状を書いた

Ustedes aquí en El Salvador y en su pueblo o barrio, se van a encontrar de vuelta con cada una de las razones que los hicieron emprender el viaje, a pesar de todos los riesgos. Quienes de ustedes tienen hermanos mayores pandilleros, los van a encontrar todavía sin perspectiva de salida de la cárcel o de la vida criminal, porque aun no existe una política pública para abrirles puertas a una vida dentro de la sociedad.

[…] Todos, hayan sido victimas de pandillas o de policías o simplemente de la violencia generalizada, van a regresar a lo mismo. Porque es ilusorio pensar que las grandes noticias sobre su odisea en los desiertos y los territorios de narcos en México, sobre su captura y su sobre su deportación hayan despertado en los gobernantes de su patria El Salvador conciencia de lo que deben a esta generación perdida que llaman “jóvenes en riesgo”.

Así que, bichos, prepárense bien: En el aeropuerto los va a recibir con discursos conmovedores, pero al rato les va a tocar ver cómo sobreviven, cómo terminen la escuela, cómo encuentran un trabajo, y cómo hacen para no volverse pandilleros o víctimas de pandilleros, presos o muertos.

ここエルサルバドル、そして君たちの町や近隣では、どんな危険を冒してでも外に出てやろうと思うことに何度も直面するだろう。ギャングの兄貴を持つ子たちはこう気づくだろう。社会に受け入れてやるような公序がないせいで、兄貴たちはいつまでも監獄や犯罪の世界から抜け出せずにいるんだと。

[…]君たちはみんな、ギャングの被害者であれ警察の被害者であれ、あるいは世間一般にまかり通っている暴力の被害者であれ、また同じ状況に戻ることになるんだ。砂漠やメキシコの麻薬密売人の縄張りで君たちがどんな辛い思いをしても、拘留され国外追放されたとしても、君たちの母国エルサルバドルの支配者に気づかせることはできない。彼らが「犯罪者予備軍」と呼ぶ君たち失われた世代の子どもたちへの責任が、実は彼ら自身にあるなどとは。

だからいいか、しっかり先を見据えるんだ。空港では胸が張り裂けそうになるくらい、やさしい言葉をかけられるだろう。でもすぐに考えるんだ。どう生き延びるか、どうやって学校を卒業するか、どうやって仕事を見つけ、ギャングの仲間になったりその犠牲者になったりしないですむか、投獄されたり死んだりして終わらないようにするためにはどうしたら良いか、考えるんだ。

香港の雨傘革命を数式で解いてみた

香港の雨傘革命の背景について問う、高校の試験問題。OCLPのFacebookページより。

香港の雨傘革命の背景について問う、高校の試験問題。OCLPのFacebookページより。

この高校のテストが、ここ数日(訳注:原文公開日は10月12日)香港のソーシャルメディア上で話題を呼んだ。問題:9月28日の雨傘革命が起きた原因は何か?

生徒は解答欄に数式を書いた。64+71+101+689+3=928

先生は0点をつけ、生徒に解き直しをさせた。生徒は数式をこう解読してみせた。

64=1989年6月4日北京の天安門事件。弾圧事件以来、香港の人々は毎年6月4日にろうそくを灯し、犠牲者の正当な評価を求める追悼集会を開いている。
71=1997年7月1日、かつて英国植民地だった香港が北京の中国政府に返還された日。以来毎年、親北京派の政党は午前中に再統一祝賀行事を行い、民主派の市民団体は民主化を求める集会を行う。
101=10月1日は中国の建国記念日
689=現行政長官、梁振英の得票数。1200人で構成された選挙委員会による、間接選挙で選ばれた。
3=政治改革3人組、政治改革協議の責任者である3人の政府高官の略称。林鄭月娥(キャリー・ラム)政務司司長、袁国強(リムスキー・ユエン)司法長官、譚志源(レイモンド・タム)政制及内地事務局局長の3人。

合計すると928、つまり9月28日。警察が平和的デモ隊に向け催涙ガスを噴射し、デモ隊が傘で身を守った日。

校正:Masato Kaneko

「里山に僕たちの秘密基地を作ろう」異世代交流と自然体験

生まれて初めてのこぎりで竹を切り、手作りした装置や食器を使って流しそうめん体験。外で食べるそうめんの味は最高! 撮影は2014年8月2日、SanoRieによる。使用許可済み。

生まれて初めてのこぎりで竹を切り、手作りした装置や食器を使って流しそうめん体験。外で食べるそうめんの味は最高! 撮影は2014年8月2日、SanoRieによる。使用許可済み。

今春廃校となった里山の小学校の保護者ら有志と、高岡市西広谷地区の住民が、「ひろたんのもり」というグループを作り、豊かな自然の中で子どもたちと様々な年代が交流する活動を続けている。これまでタケノコ掘りやホタル観賞会、竹細工と流しそうめんなどを行なってきた。11月からは子どもたちと一緒に森の中にツリーハウスを作り始める予定だ。自然との触れ合いを通して子どもの確かな育ちを応援したいと願う人たちが、自然を守り暮らしを豊かにする知恵を今に伝えてきた里山の住民と一緒に、手間や暇をかけることを楽しみ始めている。農村の過疎化の問題と児童の抱えるストレスの問題、両方の特効薬になりそうな試みである。