記事 デジタル・アクティビズム from 7月, 2008
沿ドニエストル共和国:ティラスポリからの声
近年、モルドバの長年未解決である分離独立をめぐる対立への解決策は、いつも予測されはするが一向に実現されない。一方で、旧ソ連崩壊以来モルドバから分離しようとしている小さな細長い未承認の国沿ドニエストル・モルドバ共和国(またはPMR、トランスニストリア、トランスドニエストル、プリドニエスローヴィエなどとも呼ばれる)の人びとは、どうにかやりくりしていこうとしている。少なくともこの地域にいる数人のネット市民は、デ・ファクト政府の指導力に不満があるようだ。ここでは沿ドニエストルの首都ティラスポリの住人が立ち上げたロシア語LiveJournalのコミュニティocityに掲載された最近のエントリをいくつか紹介しよう。
日本:LGBTユース・エクスチェンジ
LGBTユース・エクスチェンジは、日本と英国のLGBTの若者の交流を目的とした、日本の国際基督教大学ジェンダー研究センターと英国ブリストル市役所ユースアンドプレイサービスによるジョイントプロジェクト。今年は、英国ブリストルの若者を日本に招待する。グループでは、費用をまかなうためにレインボーカラーのブレスレット購入による寄付を募っている。
中国:オリンピックへの侮辱を監視
Anti-CNNは、北京オリンピックを侮辱した画像を作成している海外組織の監視を始めた。スウェーデンの青年赤十字が目をつけられている。
マダガスカル:土地をめぐって農民が死刑に
マダガスカルで農民21人が土地所有権をめぐる論争に端を発した集団暴動に問われた。ミアリナリボ国家裁判所で下された判決は多岐にわたる。。過去数十年、自分たちの土地だと信じてきた土地が収用されるのを防ごうと、彼ら農民は、その土地から農民を追い出すべくやってきた警察と衝突したのだった。この小競り合いの結果、警官2人、地元の女性1人が死亡した。
アフガニスタン:ネット利用者の死刑宣告に進展なし
サイード・パルウィズ・カムバクシュは、マザリシャリフのバルク大学でジャーナリズムを専攻する学生で、女性の待遇に関するイスラム教の立場を批判するイランのウェブサイトからの文章を複製したことで12月に死刑判決を受けた。最近の控訴尋問で、彼は裁判官から激しく非難された。
ハンガリー:不寛容とプライド・パレード
Hungarian Spectrumは、ブダペストのプライド・パレードに対する攻撃について書いている。