記事 デジタル・アクティビズム from 4月, 2012
ボリビア:インターネット接続性向上を要求する活動家たち
ボリビアでは、インターネット接続サービスは世界で一番高価である。そのサービスは速度は遅く、人口の多い地域ではまだ利用できない。活動家たちのグループは、適正なインターネット接続性をオンライン上とオフライン上両方で主張している。
シリア: 流血の1年に終止符を
2011年3月15日に始まりシリア革命につながった抗議活動から1年になるのを記念し、力を合わせシリアでの惨事を終わらせるようと、世界のリーダーに大きく呼びかけるキャンペーンが始まった。
カンボジアの人権問題を伝えるオンラインマップ
カンボジアの人権擁護者らは、オンラインマップを用いて、カンボジアの人権侵害の記録、監視、掲示を行っている。その中には、国内紛争や報道者の死、表現の自由の妨害、収容所の混雑を追ったマッピングがある。
インド:インターネット企業、ネットコンテンツの検閲に屈す
インドが大きく後退することになったのは、インド政府が、Google、FacebookやTwitterなどの20の主要なインターネット企業に対して、「反宗教的」な内容や「反社会的」な情報を含むネットコンテンツをインド市民が閲覧できないよう検閲する計画を要求したときにさかのぼる。
韓国:主要テレビ局3社社員が公正な報道を訴え抗議行動
不公正なニュース報道や汚職疑惑をめぐり、韓国最大級のテレビ局が同社社長の退陣を求めて必死の戦いを挑んでいる。他の主要テレビ局2社もこの動きに同調。自社の経営陣に立ち向かう姿勢を見せている。
韓国:客室乗務員がズボンを着用する権利を要求
国際女性デーの日、韓国のある主要航空会社の客室乗務員が、ズボン着用の権利を求め同本社の前で記者会見を行った。それは韓国のネット市民から強力な支持を得た。
スペイン:15M、祖父母たちの反乱
彼らの大半は60才をはるかに超え、すでにリタイアし、「iaios」(カタルニア語で「祖父母」の意)と呼ばれる熟練した活動家である。昨年10月カタルーニャ広場で行われた居座りデモに端を発する集団「Iaioflautas」のメンバーにLali Sandiumengeがインタビューした。
ビデオ:日本の震災後のサーファー、漁師、放射線
ジャーナリストのリサ・カタヤマと映画製作者のジェイソン・ウィッシュナウは、震災後の日本で放射線に対処している人々の生活を記録している。We Are All Radioactive(「僕らはみんな放射能」) は、半分が彼ら自身で撮影したもの、もう半分は防水デジタルカメラを手渡された住民によって撮影された映像で構成されている。
マケドニア: スコピエにおける大気汚染のオンライン公表の透明性が問題に
市所有のオンラインシステム「スコピエブリージング」は住民に大気汚染レベルに関する情報を提供していたが、2011年1月上旬にサービスを停止した。なぜこのような重要なツールが元通りになる可能性は低いのか。現地の NGO が説明してくれたことを Filip Stojanovski が翻訳した。
アメリカ:移民文化に対しまた打撃
メキシコ系アメリカ人研究プログラムを、教育課程から廃止するという決定が怒りを引き起こしている。こういったアメリカの移民文化への検閲行為に反対する運動を、Yarisa Colónがレポートする。