記事 英語 from 4月, 2011
中国: 真の友好国はいない?
近年、中国は世界中の反自由主義的政権との同盟関係を育むために巨額の支出をしてきた。西側のいう「普遍的価値観」に対する戦いとして描かれる一方、本当の理由は自国内にあるのかもしれない。この政策が回りまわって中国自身を悩ませることになるかどうか、それはまだ分からない。
マレーシアとインドネシアのサッカー試合で論議に
AFFスズキカップ決勝はマレーシアとインドネシアの対戦となった。この初戦に破れたインドネシアのネチズンが、ツイッターのハッシュタグ'Hate Malaysia'と'#loveindonesia'で嘆いているのがトレンドとなった。
北朝鮮の公式ツイッターとホームページがハッキングされる
激しいサイバー攻撃が韓国と北朝鮮の間で繰り広げられた。ある韓国のネットユーザーが金一家を中傷する詩を韓国の公式ウェブサイトUriminzokkiriに投稿したのに応じ、北朝鮮はDDOS攻撃で反撃した。韓国のハッカーが北朝鮮政府の公式ツイッターアカウントを今日攻撃したと報じられている。
アラブ世界:インターネットにつながることの重要性
革命に対してソーシャルメディアが果たす役割について、中東と北アフリカで議論が繰り広げられるなか、もう一つの疑問が生じてきた。革命でのインターネットとソーシャルメディアの役割を判断するとき、インターネットに接続できることはどの程度重要なのか? インターネット普及率がソーシャルメディアによる組織化の有効性にどう影響するかについての異なる意見に、 Jillian C. York が目を向ける。
エジプト:子供、魚、猫までもがムバラク退場を要請
子供、魚、そして猫までもムバラク政権との決別を求め何億人ものエジプト人に加勢した。
チュニジア: 「招かれざる客」だったヒラリー・クリントン
2011年3月15日(水曜日)夜、ヒラリー・クリントン米国務長官が、エジプト訪問に続いて、チュニジアに到着した。今回の訪問に対し、抗議行動が首都チュニスで起きた。反対派は、米政府がベンアリ前大統領体制の同盟国として知られたことを根拠にして、訪問を偽善の極みと受け止めているからだ。
ハイチ:ハイチとは異なる日本
ハイチ地震を機に開設されたブログToussaint on Haiti では、「かつてのハイチ地震の悪夢を思い出させてしまう」ことへの懸念から、あえて今回の日本の大規模地震のニュースには触れないでいた。最近のブログでそのことを述べると、次のように展開している。「日本の地震後の復興の話を聞くと、ハイチの復興能力のなさを改めて思い知らされる。」