記事 英語 from 4月, 2012
ケニア:世界最大の難民キャンプ、ダダーブの現状
世界の難民人口の約75%が近隣諸国に避難していると考えられており、これは約45万人が身を寄せる世界最大の難民キャンプを抱えるケニアにおいて最も顕著とされている。
エジプト:女性の離婚する権利が国会で議論される
民主化への前進であると見なされていたにも関らず、新しいエジプト議会は、国の差し迫ったニーズとは関係なさそうな問題について議論を続けている。最近は、女性から離婚する権利を剥奪するという国会議員の提案が議論の的だ。
Facebookが中国再参入か?
現地のジャーナリストやネチズンたちに、Facebook CEOであるマーク・ザッカーバーグと彼の恋人を上海で 目撃した 。インターネット上では、ソーシャルメディアの王が中国に再出現しようとしているのではないか、という噂が烈火のごとく広まった。
ベネズエラ:ささやかれ続けるチャベス大統領の健康状態
ベネズエラでは、信憑性のある情報よりも噂のほうがはるかに多く世間に流布している。とりわけ大統領にまつわる噂は絶えない。数ヶ月前に大統領が癌と診断されてからは、様々な見解や憶測が飛び交っている。
ロシア:エイズの流行―「ロシアよ、恥を知れ」
国際組織はロシアで AIDS が流行していることや、この流行に対処しようとする際にロシアが直面するハードルに注意を向けている。近年、国際社会が注目しているのは、ロシアの医療体制や感染者はスティグマを押されてしまうこと、さらにロシアの薬物政策である。 Donna Welles が報告する。
韓国:主要テレビ局3社社員が公正な報道を訴え抗議行動
不公正なニュース報道や汚職疑惑をめぐり、韓国最大級のテレビ局が同社社長の退陣を求めて必死の戦いを挑んでいる。他の主要テレビ局2社もこの動きに同調。自社の経営陣に立ち向かう姿勢を見せている。
韓国:客室乗務員がズボンを着用する権利を要求
国際女性デーの日、韓国のある主要航空会社の客室乗務員が、ズボン着用の権利を求め同本社の前で記者会見を行った。それは韓国のネット市民から強力な支持を得た。
ビデオ:日本の震災後のサーファー、漁師、放射線
ジャーナリストのリサ・カタヤマと映画製作者のジェイソン・ウィッシュナウは、震災後の日本で放射線に対処している人々の生活を記録している。We Are All Radioactive(「僕らはみんな放射能」) は、半分が彼ら自身で撮影したもの、もう半分は防水デジタルカメラを手渡された住民によって撮影された映像で構成されている。
マケドニア: スコピエにおける大気汚染のオンライン公表の透明性が問題に
市所有のオンラインシステム「スコピエブリージング」は住民に大気汚染レベルに関する情報を提供していたが、2011年1月上旬にサービスを停止した。なぜこのような重要なツールが元通りになる可能性は低いのか。現地の NGO が説明してくれたことを Filip Stojanovski が翻訳した。
アメリカ:移民文化に対しまた打撃
メキシコ系アメリカ人研究プログラムを、教育課程から廃止するという決定が怒りを引き起こしている。こういったアメリカの移民文化への検閲行為に反対する運動を、Yarisa Colónがレポートする。