ペットボトルを利用した太陽光ライトと温水暖房機、ごみを再利用して建てた家、レジ袋が不要になる方法。こういったアイディアを活用するようになると、ごみの削減やリサイクルは、わずかな費用で楽しめるようになるし、世界中の人々の生活の質を高めるのに欠かせなくなる。
最初はペットボトル太陽光ライトの考案者アルフレド・モーゼさんだ。2002年にブラジルで起こった停電の最中に、整備士である彼は作業場を明るくする方法を考え出し、仕事を続けることができた。この2008年にアップロードされた動画で、ペットボトルライトのすべてと彼が住む地域にそのライトがもたらした効果を説明している。
フィリピンの1リットルの光プロジェクトでは、マサチューセッツ工科大学(MIT)を通じてペットボトルライトのアイディアを取り入れ、同プロジェクトがひとつのエコ事業になった。ペットボトルライトを新たに取り付けた家に住む人々だけでなく、作って取り付ける人々の家族にも利益をもたらすことになったのだ。
ペットボトルライトは簡単に作れるので、世界中に広まっている。次の3つの動画は、それぞれメキシコ、ハイチ、人里離れたチリの先住民コミュニティでの活用例を撮影したものだ。
さらに、ブラジルではペットボトルは温水を作るのに使われている。YouTubeのチャンネルecoideasnetで共有されているこの動画では、不要になったペットボトルを利用して作られた太陽光温水暖房機が紹介されている。
また、ecoideasneで共有されている次のタイの動画では、大学生たちがごみを再利用して建築資材を作り、家を建てている。
リサイクルで生活を豊かにしたいと思っているなら、このフィンランド人女性のようにアルミ製のコーヒー袋を再利用して買い物バッグを作ってみてはいかがだろう。
または、正方形の布を結んでさまざまなバッグを作る方法を学んでみるのはいかがだろうか。日本では風呂敷として馴染み深いものだ。