記事 英語 from 8月, 2012
タイ:赤シャツ隊バンコクへ再び
多くの死者が出た反政府デモ取り締まりから2年。数万人の赤シャツ姿のデモ隊が再び集まり、集会を行った。
あなたが知らないアフガニスタン、Hashtagで共有
アフガニスタンの発展を取り上げるメディアは大抵、恐ろしいイメージを抱いている。メディアというレンズを通すと、アフガニスタンは暴力や戦争に溺れた国として描かれてしまう。しかし、戦争で疲弊した、この美しい国を異なった角度で伝えてくれる写真家も多い。
チリ:サンティアゴ、ホームレス点描
世界中の多くの都市と同様、チリのサンティアゴにおいても、寒い冬はホームレスの人々にとって命の危険にさらされる辛い季節だろう。Demotixに投稿したアレハンドロ・ルストムの写真は、チリの首都で暮らすホームレスの現実を写し出し、市民グループの支援の様子にもスポットを当てている。
アフリカ:発展と民主化、どちらが先か?
エチオピア首相メレス・ゼナウィが世界経済フォーラムで、経済成長と民主化の間に関連性はないと言及したことで、アフリカは経済発展のために民主化を犠牲にしていいのかという疑問がネット上で活発な議論を呼んでいる。
イスラエル:嘘と真実と情報の伝播
あるバーレーンの大道芸の写真が、イスラエル兵士がアラブの女の子を踏みつける写真に加工され、ネット上で広まった。これの問題に対し、イスラエル人たちも皮肉めいた加工写真をネットに広めることで応えた。情報操作と拡散が当たり前のソーシャルメディア時代の象徴的事例をCarmel L. Vaismanが報告する。
インド:アッサム州で民族間衝突――その背景にあるもの
インドのアッサム州で、地元部族のボド族とイスラム系住民による衝突が発生。少なくとも32人が死亡し、さらに多くのけが人が出ているという。衝突が発生して以来、約7万人が村を離れ、避難キャンプに逃れている。コクラジャール地区とチラン地区では、ボド族の村もイスラム系住民の村も襲撃や焼き討ちにあっており、そうした村の数は少なくとも60に達している。
ビルマのユニークな名前の付け方
ビルマの国民の多くには名字がない。姓と名と2つの欄のある書式にはどう記入するのか、またドー・アウンサンスーチーの「ドー(Daw)」にはどんな意味があるのか、疑問に思ったことはないだろうか。ここでは、ビルマのユニークな名前の付け方について取り上げる。
カザフスタン: 道路の安全の宣伝に羊を使った奇抜なキャンペーン
アルマトイ当局は道路を渡る際にルールに従うことの重要さを歩行者に伝えることを目的にしたキャンペーンを開始した。 このキャンペーンには、刺激的なメッセージを伴う看板広告が使用された:「 人は道路を渡るときルールに従う。羊は道路を渡るときどこであろうとも好きな所を渡る」。 ネット市民がこの施策に対して反応した。
タイ:バンコクではタクシーの車内装飾が面白い
4年前に開設されたブログ『走行する車内の静物画(Still Life in Moving Vehicles)』は、バンコクのタクシーの車内装飾を撮った様々な面白い写真ををメインに取り扱ってきた。 デール・コンスタンツは5年以上前からこうした写真の編集を始め、ネット上でも活動することを思いついた。
マリ:アスリートたちは胸を張ってロンドンへ
『我々は必ずやロンドンの地に立ちます。そして、我々の国は苦難の中でもしっかり持ちこたえているんだと全世界に証明することこそが、我々のゴールなのです。』――マリ共和国オリンピック委員会会長